これがマーベラスAQLの初陣を飾る作品たちだ! サプライズもあるよ!――マーベラスAQL 新タイトル制作発表会(1/3 ページ)
10月に合併が決定し、社名が変更となったマーベラスAQL。変更後のタイトル群第一陣がついに発表された。稲船敬二氏らが所属する「スーパークリエイターズ」の新たな動きも確認!?
マーベラスAQLは10月5日、東京六本木のホテルオークラ東京にて、新作タイトルの発表イベントを開催した。
マーベラスAQLは、今年の10月にマーベラスエンターテイメントとAQインタラクティブ、ライブウェアの3社が合併して誕生した企業。ミュージカル「テニスの王子様」シリーズを始めとする演劇や、音楽、映像関連事業にも広く関わっており、ゲーム産業以外のエンターテイメント全般の分野で活躍している。
新タイトルの開発に参加しているクリエイターは、「ロックマン」の稲船敬二氏や、初代「モンスターハンター」のプロデューサーである船水紀孝など、誰もが知る有名な人物ばかり。
まずは発表されたタイトルを先にお伝えしておく。以降は、各タイトルごとに詳細な内容についてお届けするので、参考にしていただきたい。
ブラウザゲーム
- 「剣と魔法のログレス」開発:マーベラスAQL、アイミング
- 「NINJA NATION」開発:マーベラスAQL、モンスター9
- 「ブラウザヱヴァンゲリヲン 新劇場版(仮)」開発:マーベラスAQL
スマートフォン
- 「バディ モンスター(仮)」開発:マーベラスAQL、プロペ
- 「ノーモア★ヒーローズ for モバゲー(仮題)」開発:マーベラスAQL、グラスホッパーマニュファクチュア
- 「コンボキマール(仮題)」開発:マーベラスAQL、クラフト&マイスター
ニンテンドー3DS
- 「牧場物語 はじまりの大地」開発:マーベラスAQL
- 「海王」開発:マーベラスAQL、comcept、intercept
PlayStation Vita
- 「ブラウザ三国志 NEXT」開発:マーベラスAQL
ブラウザゲームの常識を覆す、ハイクオリティな作品を紹介!
ここからは、イベントで紹介された各タイトルの詳細についてを掲載してゆく。中にはいまだ開発途上で、情報があまり明かされていない作品もあるが、今後に注目する意味でも見ておくと良いだろう。
イベントの開始を告げたのは、マーベラスAQL代表取締役社長である許田周一氏。許田氏はまず「一時でも早く作品を知っていただきたいので、細かい説明は抜きにして話を進めましょう」と前置きし、今回の発表イベントで紹介される作品については「各作品はすべて、合併決定後に企画されたものです。このラインアップを実現できたのは、パートナー企業のみなさまのおかげだと考えております」と発言。最後に、ゲーム業界全体に対する激励の言葉を持って、降壇した。
「剣と魔法のログレス」
トップバッターを務めたのは、新作ブラウザゲームの「剣と魔法のログレス」。紹介するのはマーベラスAQL取締役副社長であり、オンライン事業部長でもある照井知基氏と、同じくオンライン事業部の副事業部長を務める西村達也氏。
「剣と魔法のログレス」は、インストール不要のブラウザゲームでありながら、演出はもとより、転職や合成といったゲームシステムの面でも高いクオリティを持つMMORPG。西村氏は「ブラウザゲーム史上最高額の開発資金を突っ込んだ、と言えるくらいに力を入れて開発しました」と、本作に対する力の入れ具合をアピールした。
今回の発表と同タイミングの10月5日から、Yahoo! Mobage、およびMooG Gamesにてサービスがスタートしているので、興味のある方はチェックしてみると良いだろう。
「NINJA NATION」
「NINJA NATION」は、TBSの人気番組「SASUKE」をモチーフにしたソーシャルアプリ。このタイトルを紹介するのは。元「SASUKE」プロデューサーであり、現在はモンスター・ナインの代表取締役CEOを務める樋口潮氏と、TBSの杉田謙二氏。
ジャンルは、障害物をクリアしてゆくアクションゲーム。プレイヤーは自分のキャラクターを育て上げ、各国にあるコースをクリアしてゆく。さらにオンライン要素として、ランキング機能のほか、オリジナルコースの作成、公開などが行えるとのこと。
樋口氏は「SASUKEは日本だけならず、海外153地域で放送され“NINJA WARRIOR”の名で親しまれてきました。本作も、ランキングやステージの配信は、世界中の相手と楽しめるように、サービス地域はかなり広くカバーしています」と発言。世界ランキングやチャンピオンシップなど、オンライン要素に力が入れられているようだ。
なお、本作は欧米に向けて、フェイスブック用アプリ(ブラウザゲーム)として開発されている。日本に向けてのサービスについての詳細は語られなかったので、今後の動向に注目だ。
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