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中空でPCを操作できちゃう! マウス&キーボード一体型「エアキーボード」試してみた(1/2 ページ)

エクセルや文書作成、またはFPSといった用途だと椅子に座ってマウスを握り、キーボードをカタカタ……。ただ、リビングのデカイモニタやそうでもない操作のときは、椅子に座るのもかったるい。自堕落PCライフに最適なのが、この「エアキーボード」だ!!

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本体を動かせばマウスが動くんだ!!

 エアキーボードは、カンタンにいうと空中で使えるワイヤレス&キーボードだ。2.4GHz帯を利用してPCに接続したレシーバー経由で、マウスカーソルを動かしたり、キー入力をしたりできる。有効操作範囲は10メートルだからか、サンワの製品紹介を見ると「プレゼン用」扱いされているのだが、筆者的には自堕落推進ガジェットとしても使えそうだと感じてチョイスした。

画像 エアキーボード400-SKB015

 まずはサイズをチェックしよう。幅142ミリ×奥行88ミリ×厚さ29ミリ、重量175グラム(レシーバー除く)。類似サイズとしてはXbox 360用コントローラーで、本体は弧を描いているため、グリップ感もいい。バッテリーはリチウムイオンバッテリー(1000ミリアンペア時)で、USB経由で充電。充電時間は3〜4時間で、連続動作時間は10時間ほど。またレシーバーは本体に格納可能で、持ち運びの面でも考慮されている。ガシャッと取り出すアクションが気持ちいい。

画像 本体のほかに、USBケーブル、イヤフォン・マイク、レシーバーが付属。このほかドライバCD-ROMもあるが、サイトから最新版を推奨
画像 レシーバーは本体に格納可能。持ち歩く際にレシーバーだけなくしてしまうこともない
画像 背面からリチウムイオンバッテリーを確認できる。容量は1000ミリアンペア時。充電時間は3〜4時間で、駆動時間は連続約10時間

 本体はQWERTY配列に、再生や一時停止などのオーディオ操作ボタンと、4つのショートカットキー、矢印キー、クリックボタンなどが加えられたもの。A〜Zなどの多様するキーのサイズは約5ミリ×約5ミリ。キー間は約2ミリで、親指でポチポチと入力することになる。打鍵は見た目以上にやりやすく感じた。弧を描いているのもあるが、iPhone 4SやAndroid端末のキーサイズに近く、指が慣れているのもあるだろう。逆にフリック入力慣れしている人は、最初は少し戸惑うかもしれない。

 また本体上部にはゲーム機コントローラーでいう、LRボタンが用意されている。「エアキーボード」では、Lボタンがクリック、Rボタンが右クリックボタンという扱い。

画像 中心部に向かってアーチを描く形状。持ちやすいし、入力もしやすい。140文字くらいなら快適なので、Twitter用としてアリかも
画像 本体底部。イヤフォン・マイク端子がある

画像 本体上部。ゲーム機のLRボタンな感じでクリックボタンと右クリックボタンが配置されている
画像 使用率が高いのは、矢印キーとD1〜4のショートカット。付属ソフトのインストールでショートカット設定が可能だ

 マウスカーソルの操作は、上下左右に本体を動かすと、それにマウスカーソルが追従してくれる。細かいカーソルワークは厳しいが、大まかに、例えばブラウザ上のリンクをクリックといった操作は用意。またマルチディスプレイにも対応しており、デュアルモニタで試してみたところ、センターがちょうどモニタとモニタの間になった。クアドロモニタでも動作すると思われるが、本体が向いている方向にマウスカーソルがあるため、「どこのモニタ上で操作してたっけ」が少なくなりそうだ。

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