レビュー
絵心ゼロでも役に立つ――上海問屋の6000円ペンタブで遊ぶ:なんだか“お安い”ヤツを試してみよう(2/2 ページ)
冬のボーナスが出て、だらだらするためのPC環境を整えたい新人は、絵画用ではなく、操作デバイスとしてペンタブレットを導入しようと試みた。6000円なら手も出やすい。
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ビジネス用にも使えるソフトを付属
この製品には3種類のソフトが付属する。文書に署名や手描きの画像を挿入できる「PenSigner」、メールに手描きの署名ができる「PenMail」、プレゼンテーションなどに画像や手書き文字を挿入して保存できる「PenNotice」だ。
中でもPenNoticeは有用で、仕事に使えるソフトだ。プレゼンテーションに手書きで注釈を入れられるのがいい。スライド内で説明を加えたい部分や、強調したい部分に、リアルタイムで文字や図を書き入れられる。ページが進んでも書き込んだ内容はそのまま保存されて残る。
付属のCD-ROMには各ソフトのデモ動画が入っている。付属しないソフトのデモもあるが、そこはご愛きょう(写真=左)。PenNoticeは小さなウィンドウが画面上に出てくる(写真=右)。なお、これらのソフトは製品を接続していないと起動しない
資料を校正する際にも役に立つ。文章の校正は文字で指摘すればいいが、プレゼンテーションの校正となると、文字で説明するのが難しい。「プレゼン○枚目〜〜の部分」など訂正箇所の指摘すら面倒だ。その点、手書きの文字や図ならば、内容の訂正だけではなく、アニメーションをどのようにつければよいか、ということも情報として追加できる。来年後輩が入社したら使ってみよう。
しかし、これだけ遊べて仕事にも使えて6000円なら満足だ。とりあえずこれは購入するとして、もっと色々なPC関連のアイテムを……いや、まずはPS Vitaを予約しよう。貯金? 次からでいいや。
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