ソニー、デジタル録画双眼鏡 DEV-3で往く! 東京映像ハンティングツアー:散歩するガジェット(2/4 ページ)
新製品を使って「とことん楽しもうじゃないか!」という新企画、最初の相棒はデジタル録画双眼鏡です。今回は試用できたのが1週間程度だったということもあり、基本設定のままなるべく多くのシチュエーションで動画撮影してみました。
撮影ツアーを支えてくれた、観察活動用バッグ
カメラが趣味で、デジタル一眼レフカメラであちらこちら撮りにまわった経験がある読者諸兄姉ならば、カメラ本体やレンズといった機材に加えて、機材運搬用のバッグ選定が作品の仕上がりに関わりかねない重要な点であるのは理解していただけるかと思います。
撮影時の取り回しはもちろん、デリケートかつ高額な光学機器を剥き出し、あるいは対衝撃性能が考慮されていないカジュアルバッグで持ち運ぶわけにもいかないという側面もあります。
そこで今回は、ハクバ写真産業に協力いただき、取り扱いブランドであるロープロ(Lowepro)のバッグをお借りした次第。
筆者の場合、本稿のため静止画撮影用のデジタル一眼も必要だったので重装備になっていますが、フィールドステーションにDEV-3だけ入れてふらりと撮影に、というのも軽快で良いでしょう(バーサパックには、さらに三脚も固定することができ、当初はその予定だったものの、重量増と電車移動時に邪魔になることが予想されたので断念)。
長距離移動中は、DEV-3、デジ一眼ともに背部のバーサパックに収納し、撮影フィールド到着後にDEV-3を腹部のフィールドステーションに移して撮影という運用をしました。バーサパックの腰部固定用ベルトはフィールドステーションのベルトに干渉するため、腰部ストラップのみを留めました。
新宿、東京都庁北展望室にて、東京タワーをゲット!
まずは新宿経由の外出予定に合わせて、東京都庁北展望室へ。新宿駅より動く歩道で都庁へ移動。専用エレベーターで展望室へ向かいました。専用エレベーター前では荷物検査がありましたが、双眼鏡(DEV-3)は特に質問されることもありませんでした。
展望室をひとまわりして、東京タワー、東京ドーム、中央・総武線は撮影できたのですが、もう1つおさえておきたかった富士山は残念ながら見えず。晴れと言っても良い天候だったのですが上空には薄く雲がありました。天候ばかりは撮影する機器の性能に関係なく、どうしようもありません。
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