手をかざすだけで僕も音楽家! 新感覚の楽器「ウタミン」で第九を演奏した:年末なのであの曲を(2/2 ページ)
手をかざすだけでお手軽に演奏できちゃうクマのような楽器「ウタミン」で、1人年末コンサートをやってみました。
デュエットもできます
ノリノリリズムモードはボイスパーカッションやシンバルなどでリズムが刻める機能。側面のボタンと手をかざす距離によって8種類の音を出せます。ボタンを押さずに王冠の近くに手をかざすと「ドン」、遠くにかざすと「パン」といったボイスパーカッションが鳴り、ボタンを押しながら手をかざすと、木魚の「ポク」やホイッスルの「ピー」、シンバルの「シャーン」といった音を鳴らすことができます。
合唱モードは2つのウタミンが必要で、ウタミンを向かい合わせにして片方のボタンを押すと、押した方がメロディー、もう片方が伴奏となって合唱を始めます。収録曲は1曲で、ブルーのウタミンが「聖者の行進」、ピンクが「カエルの合唱」、グリーンが「ウサギとカメ」です。カラーによって収録曲は違いますが、同じ色同士でなくても合唱はでき、ブルーのウタミンの伴奏にピンクやグリーンのウタミンを使うといったことも可能です。伴奏は色によって異なるため、3曲×3色の9パターンの合唱を聞くことができます。
なかなかいいハモリ具合で、合唱を聞いているだけでも楽しいのですが、ウタミンはクマの“王様”だったはず。ウタミンの世界は王様だらけなのでしょうか……。
本気で第九を演奏してみた
最後は本気で演奏モードです。このモードでは、側面のボタンを使用して最大14の音階を出すことができ、自分の好きな曲を演奏することができます。
ボタンを押さずに王冠の手前に手をかざすと「ド」、遠くにかざすと「レ」、端の白いボタンを押しながら王冠の手前に手をかざすと「ミ」、遠くにかざすと「ファ」というように、まずドレミファソラシドの出し方を覚える必要があります。黒いボタンは押すと半音上がるようになっています。
お手軽演奏モードと同様に、手を小刻みに振ってしまうと2つの音が続けて鳴ってしまうことと、手をかざす距離が正しくなかったり、手のかざし方が悪いと思った通りの音が出なかったり、音が鳴らないことにも注意する必要があります。
ウタミンは子供向けのおもちゃですが、本気で演奏モードは大人もかなり熱くなる難易度です。先ほどは同僚にお手軽モードで演奏しているのがバレてしまったので、今度こそ本当に自分で演奏して観客の拍手喝さいを浴びたいところ。
曲は、ベートーヴェンの交響曲第9番から「歓喜の歌」を選びました。本気で練習して本気で演奏した1人だけのコンサートをお聞きください。
自分の演奏したい曲が簡単に演奏できる楽しいものです。ウタミンなら手にとってスイッチを入れるだけ。一家に1匹いかがでしょうか。価格は3990円です。
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