フライパン時計から数字が“9”しかない時計まで ちょっと変わった時計でお部屋に個性を:ナニコレ
ニューヨーク近代美術館のためにデザインされた時計には針がない。頭のいい人だけが所属できるトリプルナイン学会の時計には、9以外の数字が書かれていない。ちょっと変わったオシャレ時計を紹介する。
いきなり私事で恐縮だが、最近引っ越しをしたので、新しい部屋に合う壁掛け時計を探している。正確な時間は携帯電話で分かるので、パッと見て大体の時間が分かればいい。そこで、オブジェとして使えるオシャレな時計を探していたところ、いくつか面白そうなものを見つけたので紹介したい。
壁掛けフライパン時計
最初はフライパンの形をしていて、文字盤に食品サンプルのような目玉焼きのが付いている時計「Frying Fry Pan Egg Omelet Modern Design Wall Clock」から。見た目はフライパンだが、キッチンの壁にフライパンを掛けるように、部屋の壁に掛けて使う。棚の上に置いて壁に立て掛けるのもアリ。壁に掛けると見る度に目玉焼きが落ちてこないか心配になってしまいそう。目玉焼きの上にある針もデザインが凝っていて、長針がナイフで短針はフォークの形をしている。
カラーバリエーションは赤、オレンジ、青、紫、黄、緑と多彩で、部屋の雰囲気に合わせやすいのがありがたい。ただ、リビングや寝室で使うより、キッチンに掛けたほうがオシャレかもしれない。
針のない文字盤を球が転がる「TimeSphere Clock」
次はニューヨーク近代美術館(MoMA)のためにデザインされた時計「TimeSphere Clock」。なんとこの時計、文字盤があるのに針がない。代わりに赤い小さなマグネットボールが1つある。赤いボールは短針の代わりになっていて、文字盤の上をゆっくり転がりながら周回して時間を教えてくれるのだ。
細かい時間は分からないけど、ボールは文字に近いところを転がるため、普通の短針よりは細かく時間が分かりそう。部屋に置くのによさそうで、個人的な話だが有力候補の一品。
数字が“9”しかない時計「Wall Clock」
最後は、優れた頭脳の持ち主だけが所属できるというトリプルナイン学会のマークが入った「Wall Clock」。時計自体は丸い形で針が付いた普通のデザインなのだが、注目は文字盤。なんと文字盤に書かれた数字が“9”だけなのだ。正確には、9を使った数式だけが書かれている。例えば3時なら、ルート9足す9引く9。8時は、9引く9分の9といった具合だ。わけが分からないよ。
頭のいい人は一瞬で計算できるから数字で書いてあろうが数式で書いてあろうが同じことなのだろう。筆者は数学というか算数が大嫌いなので、この時計は見ているだけで頭が痛くなってくる。ちなみに、後輩にトリプルナイン学会のマークがバイオハザードマークのように見えると言ったところ、その発想が凡人の証しですねと返された。ひどい。
この時計を探しています
おまけで、筆者が前々から気になっている時計を紹介したい。あるイベントの会場に掛かっていたもので、丸い形も文字盤に書かれた数字も普通なのだが、とにかく針が短い。秒針まで含めて全体の大きさに不釣り合いなほど短い。だが、それがいい。針だけ後から付け替えたのかもしれないが、もしこの時計について何か知っている方がいたら、ぜひ教えてほしい。
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