ソーシャルなゲームにユーザーを取られている？：週間ゲームソフト販売ランキング

PS3「アーマード・コア V」がランキングトップの1月23日から1月29日の期間集計した週間ゲームソフト販売ランキングです。

[ITmedia]

　1月23日から1月29日の期間集計した週間ゲームソフト販売ランキング。今回もっとも売れたのはPS3「アーマード・コア V」となりました。発売当日は売れ切れ店も続出したようです。

　今回、新作として登場したのは3DS「バイオハザード リベレーションズ」、PS Vita「テイルズ オブ イノセンス R」、Xbox 360「アーマード・コア V」、PS3「アイドルマスター アニメ＆G4U！パック VOL.4」の5本。11位にはPSP「機動戦士ガンダム 木馬の軌跡」のタイトル名も見られる。

　3DS「マリオカート7」、3DS「モンスターハンター3（トライ）G」（同梱版含む）、3DS「スーパーマリオ 3Dランド」とニンテンドー3DSの100万本超えタイトルが堅調の中、ひさびさのVitaタイトルのランキング登場に少し安堵するのでした。

　そういえば先日、「CESASNS・ソーシャルゲーム＆スマートフォン向けアプリゲームユーザー調査報告書」が発刊され、現在のソーシャルゲームやスマートフォン・タブレットPC向けゲームの利用実態が報告されました。

　それによると、「家庭用ゲームよりもソーシャルゲームの方が優れていると思う点」では、どちらも「外出先でも遊べる」「短時間で楽しめる」が上位理由として挙げており、「もしも、ソーシャルゲームが無かったら何をしているか？」との問いには、「（家庭用ゲーム機などの）コンピュータゲーム」、「読書」、「パソコン・携帯電話・インターネット」が挙げられています。報告書では既存のコンピュータゲームへの競合の一方で、コンピュータゲームに関心のない層を新規ユーザーとして獲得していると分析しました。一概に家庭用ゲームタイトル離れの要因をソーシャルゲームだけに求めるのは早計のようです。