自分の手で、狙って敵を撃ち抜くのがこんなにもキモチイイとは! トリガーでハッピーになっちまいそうだぜ!:「ガンスリンガー ストラトス」体験会(2/2 ページ)
ゲーマー心をくすぐるシステムを満載した、スクウェア・エニックスの新作アーケードゲーム「ガンスリンガー ストラトス」。その体験リポートをお届けする。
マッチングが完了し、ゲームがスタートすると、戦場として選択したエリアにプレイヤー8人が放り込まれる。装備と、銃の変形を確認して、いざ出陣! ダッシュしながら、とりあえずハンドガンをぶっぱなしながら前進してみる。だが、これが中々当たらない。
ゲームには回避アクションもなければ、防御アクションも(基本システムとしては)存在しない。その代わり、しっかり狙いを定めなければ弾をヒットさせられないのだ。とにかく「しっかりと狙いを定める」ことが本作のスタートラインになりそう。
というわけで、ビルの上でどっしり構えて打ちまくってやろうと思い、ジャンプボタンを何度か押してみる。「ちょっとこれは高すぎて乗れないかな」とも思ったが、ジャンプを数回繰り返すと普通に乗れてしまった。
その後に試してみたところ、驚くことに周辺の建物のほとんどに乗ることができる様子。こりゃあスナイピングがはかどるな、とばかりに下の敵に狙いをつける。と、その数秒後になんと足元のビルが敵の攻撃によって崩壊! サクっとガトリングの一斉射撃で蜂の巣にされてしまう。
それもそのはず、筆者がジャンプと位置取りに夢中になっている間、ほかの仲間は3人で4人の相手をしていたのだから、押されて当然。地形を利用するにしても、破壊されることを前提とした戦いを、チームを意識して組み立てる必要があるようだ。この「チーム戦」というのも、ゲームのキモの1つだろう。
通常の攻撃武装はもちろん、バリアを張る武装、敵を一定時間痺れさせる・拘束する武装など、キャラクターによって多様な武器を使用できるので、役割分担はかなり重要になってくる。横の連携が強ければ強いほどゲームを有利に進められるのは、間違いない。
そんな感じで対戦を数回こなしていくと、だんだんと感覚が掴めてくる。ほんの数戦しかプレイしていないにもかかわらず、最初に少し感じた違和感もすぐに解消され、逃げ回りながら敵を撃つ、状況に合わせて武器を変更する、といった動作をスムーズにできるようになっていた。
そして、両手で銃をぶっ放している時の気持ちよさが半端じゃぁない! ダッシュアクションを利用し、敵の背後にまわって「背後を見せたな!」なんて言いながら手元のガンコントローラーを横に連結させ、マシンガンで撃破! あらゆるゲームと比較しても、この「やってやったぜ!」感を超えるものはそう無いだろう。
対戦終了時には、チーム全体の勝敗とともに、撃破ランキングと個別の評価がアルファベットで表示される(確認できた最高ランクがSで、最下ランクがE)ので、今度はもっと評価を上げなければ……と、思ったところで試遊が終了となった。
短い時間ではあったが、ゲームの基本となる要素はひと通り体験できた。会場の本作プロデューサー、スクウェア・エニックス門井信樹氏によると「現在のROMでは、ユーザーインタフェーイスから操作系まで、大きく変更が加えられ、より快適に、綺麗な映像でゲームがプレイ出来るようになっています」とのこと。
また、内覧会で発表されたキャラクター「竜胆しづね」が動いている姿も画像として公開された。火炎放射のような攻撃を行なっているようだが、果たしてどのような特製をもったキャラクターになるのだろうか。実際にプレイ出来る日が楽しみだ。
発表からたった1カ月、稼働までは半年の期間があるが、この時点ですでにかなりの手応えを感じられた。まだまだこの先ゲームに触れる機会は出てくると思われるので、その続報も随時お届けして行く。気になったユーザーの皆さんは、首を長くして待っておいていただきたい。
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