DeNA、グリーら6社、コンプガチャに関するガイドラインを発表。今後は類似ガチャなどについても検討

自社以外のタイトルについても、6月30日までに全廃を目指すとのこと。

[ITmedia]

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　ソーシャルゲームの「コンプリートガチャ（コンプガチャ）」について、NHN Japan、グリー、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、ドワンゴ、ミクシィらソーシャルゲームプラットフォーム事業者6社は5月25日、コンプガチャの扱いに関するガイドラインを正式に発表した。

　すでに6社はコンプガチャについて、5月31日までにすべて撤廃することを表明しているが、あらためてこれをガイドラインとして明文化した形。ガイドライン内では、コンプガチャについてあらためて定義し、これを提供してはならないと定めている。

　公開停止措置について書かれている点も大きい。今後万が一、上記6社が運営するプラットフォーム内で禁止行為（コンプガチャの提供）が認められた場合、プラットフォーム事業者は当該事業者に対しすみやかに是正を指示し、従わない場合は当該ゲームの利用を制限する措置などを講じる。例えばサードパーティ（SAP）のタイトルで今後コンプガチャが提供され、さらに是正の指示に従わない場合、DeNAやグリーは最悪、ゲームの公開停止まで行うことができる。

　ガイドラインの運用開始は6月1日から。自社タイトルに関しては既報のとおり5月31日までにすべてのコンプガチャを廃止し、サードパーティのタイトルについては6月30日までにすべて撤廃する予定。さらに今後はコンプガチャだけにとどまらず、類似のガチャや、ユーザーに誤解を与えやすい表示方法などについてもガイドラインを策定していく。