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精密なんだけど正確じゃない! LEGOブロックのバスケットシューターなんだただの天才か

噴水や滝が流れ落ちる様など、何がどうなるわけではないのにいつまでも観察してしまうなんてことありません? そんなLEGOブロックのオリジナル作品を紹介します。

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精密なんだけども、正確じゃないところがイイ!

 全国のLEGOブロックファンの皆さんお待たせしました。以前、「LEGO GBC Loop : Ball Factory + NXT 4-axis Robot レゴ ボール工場 + 4軸ロボット」を紹介しましたが、その制作者akiyukiサンの新作が登場です。

 作品タイトルは「LEGO GBC module : Basket Shooter」ということで、今回もGBC(Great Ball Contraption)、ボールを使った無限ループ機械なのですがちょっとコンセプトが違うのだそうです。「ボール工場」は、まるで工場の生産ラインのごとく正確に繰り返し作業がなされていました。「バスケットシューター」も正確に繰り返されるところは同じなのですが、NBAのプロフェッショナルプレイヤーでもシュートを外すこともあるように、精密なLEGOブロックマシンといえどもシュートが外れるかもしれないという不確定要素があります。

 akiyukiサンは、「GBCモジュールは規則正しくボールが運ばれていくのも良いけれど、ランダムさもあるほうがおもしろいと思います。バスケットゴールにシュートするモジュールなら、ゴールにボールが入ったときの気持ち良さだけでなく、ボールがゴールに入ったり入らなかったするランダムの要素、意外性もあっておもしろいのでは? と思いました」と、作品のコンセプトを教えてくれました。


画像 「LEGO GBC module : Basket Shooter」は正確に決められた動作を繰り返すのだが、結果(ゴールに入るか入らないか)は正確でないところがおもしろい。制作者のakiyukiサンによると、「ゴールにスポッとボールが入ったときの気持ち良さ」「ボールがゴールに入ったり入らなかったりと、意表を突くランダムさ」が作品の魅力だそうだ

射出パワーと射出角度を自由に設定可能!

 相変わらずほれぼれしてしまう無限ループな動きですが、うっとり映像に見ほれた後に思うのは、やっぱり「これっていったい(中身は)どうなってるの?」でしょう。ということで、今回もakiyukiサンによる内部構造の解説動画が作成済みですので、気になる読者諸兄姉はぜひともご覧ください。

 ちなみにいちばん苦労したところは、「コントロールパネルで、3カ所のボール発射装置のパワーと方向を自由に設定できる機構を実現すること。さらに、それを限られた狭いスペースに詰め込むこと」だったそうです。


画像 こちら内部構造解説動画。これだけ精密なLEGOブロックマシンの制作の際にも、設計図など一切書かず、作りながら調整して組み上げていくのだそうだ

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