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格ゲーじゃない……ジョジョゲーだッ! ――「ジョジョの奇妙な冒険」連載25周年記念発表会TGS2012(1/2 ページ)

「ジョジョの奇妙な冒険」連載25周年記念のプロジェクトの一環として、2013年に「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」が発売される。今回の発表会では新PVの上映、キャスト発表、システム紹介などが行われた。

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 バンダイナムコゲームスのメインスタジオでは、9月20日午後4時より「ジョジョの奇妙な冒険」連載25周年記念発表会が開かれた。

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 登壇したのは、「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」のプロデューサーであるバンダイナムコゲームスの新野範聰氏、集英社で「ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン」の編集担当を務める山内智氏、サイバーコネクトツーの代表取締役で「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」の開発ディレクターである松山洋氏の3名だ。

画像画像 新野範聰氏(左)、山内智氏(右)

画像画像 松山洋氏はなんと原作に登場する岸辺露伴(しかも「岸辺露伴は動かない」バージョン)のコスプレで登場。おたく、シブいねェ〜。スクリーンに連載25周年を迎えた「ジョジョの奇妙な冒険」の年表が映し出された。歴史のあるマンガなのだ

 今回は「ジョジョの奇妙な冒険」連載25周年記念のプロジェクトについての発表会だが、東京ゲームショウということでまずはゲームから。2013年に発売を予定している「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」についてトークが展開した。

新野氏 荒木飛呂彦先生の独特の絵のタッチをゲームの世界で表現しようとしてます。

松山氏 制作チーム一同、このゲームを作るために我々は生まれてきたんだ、と。こういう楽しい仕事があっていいのか、と。

新野氏 松山さん、ナルトのゲーム(ナルティメットストームシリーズ)以外には浮気しないって……。

松山氏 浮気じゃないです。本気だから! ナルトとジョジョどっちが好きかって聞かれることもあるんですけど、どっちもちょうどピッタリ同じなんです! 私が17歳の時に連載を開始したんで、まさに“ジョナサン・ジョースター その青春”とドかぶりですよ。その後「スティール・ボール・ラン」(「ジョジョの奇妙な冒険」Part7)がジャンプで連載ストップした時は、これから月曜日はどうしたらいいんだ〜! ってなったんですけど、ウルトラジャンプで連載が再開されてからは毎月19日が楽しみですね。19という数字が好きになりました(笑)」

 のっけから松山氏のジョジョ愛トークがオラオラオラーッと炸裂した。そしてジョジョリオン編集担当の山内氏が、荒木飛呂彦先生からのメッセージを読み上げる。

山内氏 (ポケットからおもむろに紙を取り出し)“ゲームをしている人を見て思うのは、ゲームって基本のところが頑丈にできているんだな、こんなに激しいバトルをしても壊れないんだな、ということです”

 荒木先生から「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」について言及があるのかと思いきや、ゲームというもの自体への素朴な感想が述べられ、その意外さに場が和んだ。ここで本邦初公開となる「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」PV第2弾の映像が流れた。

画像画像 参戦キャラも増え、より熱い内容になっていたPV第2弾

 第1弾と大きく違うところは登場する空条承太郎やジャイロ・ツェペリに声があてられているという点。ジャイロにいたっては原作でも人気(?)のピザ・モッツァレラの歌をメロディ入りで披露している。また、ジョルノ、ミスタ、ポルナレフ、花京院など、新しく参戦が決まったキャラの動く姿も見てとれた。そしてPVのラストにはジョルノが自分自身に矢を刺して……というファンならグッとくる演出。これは否が応にも期待が高まる。また、ボイス入りのPVが紹介された流れで、PV上映後に本作のキャストが一部紹介された。

  • ジョナサン・ジョースター:興津和幸
  • ジョセフ・ジョースター:杉田智和
  • 空条承太郎:小野大輔
  • 東方仗助:羽多野渉
  • ジョルノ・ジョバァーナ:浪川大輔
  • 空条徐倫:沢城みゆき
  • ジョニィ・ジョースター:梶裕貴
  • ワムウ:大塚明夫
  • ジャイロ・ツェペリ:三木眞一郎
(敬称略)


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