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通称はJASGA(ジャスガ) 「一般社団法人ソーシャルゲーム協会」発足

まずは「ソーシャルゲームに対する自主規則」「青少年等に対する啓発活動」「カスタマーサポート品質の向上のための活動」に重点を置いて活動するとのこと。

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 グリーの田中良和社長、ディー・エヌ・エーの守安功社長らを共同会長・代表理事とする、一般社団法人ソーシャルゲーム協会(JASGA)が11月8日発足した。従来の「ソーシャルゲームの利用環境向上等に関する連絡協議会(6社連絡協議会)」「ソーシャルゲーム利用環境整備協議会(仮称)」を前身とする団体で、今後はユーザーがより安心してソーシャルゲームを利用できるような環境作りに取り組んでいく。

画像 本日オープンした公式サイト

 主な活動内容として、まずは以下の3点に重点を置いていくという。

ソーシャルゲームに対する自主規則

プラットフォーム事業者に対する書面審査及びソーシャルゲームのパトロールやお客さまからの情報提供にもとづいた対応を実施することで、さらなる利用環境向上を図って参ります。


青少年等に対する啓発活動

各種シンポジウムや啓発イベントへの参加などを通じて、ソーシャルゲームの安心で安全な使い方ほか、青少年等に対する情報モラルの向上に向けた活動を積極的に行っていきます。


カスタマーサポート品質の向上のための活動

ソーシャルゲーム業界に関するお客さまのご意見について、各社のカスタマーサポート窓口が連携し、カスタマーサポートの品質向上に向けた活動を業界全体で進めて参ります。



 主にソーシャルゲームのプラットフォームを運営する6社によって構成され、上記田中氏、守安氏のほか、NHN Japanの森川亮氏、サイバーエージェントの藤田晋氏、ミクシィの笠原健治氏、ドワンゴの小林宏氏らも理事に就任。そのほか、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)や、日本オンラインゲーム協会(JOGA)など関連団体および関連事業者約50社の賛同を経て発足された。

画像 公式サイトには具体的な自主規制への取り組み方法なども

 そのほか、諮問委員会メンバーには、堀部政男一橋大学名誉教授、奥出直人慶應義塾大学大学院教授、原田由里一般社団法人ECネットワーク理事、森亮二英知法律事務所パートナー弁護士らも名を連ねる。ソーシャルゲームをめぐっては、その健全性や、過剰に射幸心をあおる仕組みなどへの疑問が以前から指摘されていた。

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