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東京ゲームショウ2013、テーマは「GAMEは進化し続ける。」に決定乙女ゲーやコスプレコーナー新設

9月19日〜9月22日の期間、幕張メッセで規模を拡大して開催。新たに9ホールとイベントホールを追加。

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画像 CESA会長の鵜之澤 伸氏は変化の激しい業界であり、ビジネスチャンスは拡大していると挨拶

 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、9月19日から22日の期間、幕張メッセ(千葉県)で開催される「東京ゲームショウ2013」の概要を発表した。

 今年のテーマは、「GAMEは進化し続ける。」。新たに「9ホール」と「イベントホール」を会場として使用し、従来の1〜8ホールにおいても出展形態を見直し混雑緩和を目指すほか、6つの展示コーナーを新設する。

 ビジネス面では「アジアNo.1の情報網羅性」と「世界最大規模のイベント」を中期ビジョンに掲げており、東南アジア市場を重視。ベンチャー企業を対象にした「ビジネススタートアップコーナー」を新設する。また、海外へのプロモーションの強化や公式動画チャンネルを英語対応などを計画している。

 主な強化ポイントは以下のとおり。

来場者の満足度向上

  • 滞在時間の有効活用を促進するため、人気ブースの待ち時間や、配布物の情報を館内インフォメーションディスプレイで表示
  • ゲーム関連の映画上映会やゲーム・アニメの音楽コンサート、一般来場者専用の抽選会を実施
  • 新たに乙女ゲームコーナー、クラウドゲーミングコーナー、コスプレコーナー、インディーズゲームコーナーを設置

混雑の緩和

  • 幕張メッセの9ホール、イベントホールを使用し、会場を大幅に拡大
  • ファミリーコーナー、コスプレエリアを9ホールに移設
  • 会場内の展示レイアウトを改善し、通路幅を広げることで安全面を確保

海外へのプロモーション強化

  • TGSプレイベントや、eスポーツ競技大会(Cyber Games Asia)の予選会をアジア各国で実施
  • メディアパートナーの国と地域を拡大、海外向けジャパンカルチャー関連サイトと連動したプロモーションを実施
  • 公式動画配信チャンネルを英語対応

海外企業とのビジネスチャンス拡大

  • 海外からのビジネス来場者を増加させて、海外企業との商談を増やす
  • ビジネスミーティングエリア出展社向けに、マッチングコーディネーターを設置
  • ビジネスマッチングシステムにスケジュール管理機能を入れるなど利用頻度を高める
  • アジアニュースターズコーナー出展社を通じて、東南アジア市場とのパイプを強化
  • 日本貿易振興機構(JETRO)との共同プロモーション活動を増加し、海外市場へアプローチ

 新設されるコーナーについては以下のとおり。

  • 「サイバーゲームスアジアコーナー」:PCゲームを中心とした、eスポーツ競技会「Cyber Games Asia」会場周辺に設置するPCゲームタイトルやPC本体、パーツなどを展示
  • 「クラウドゲーミングコーナー」:ゲーム端末機器の種類を問わずに、ネットワーク経由で提供できるクラウドプラットフォームや対応ゲームを展示
  • 「乙女ゲームコーナー」:女性ユーザーをターゲットにした恋愛シミュレーションなどの「乙女ゲーム」を対象にしたコーナー
  • 「コスプレコーナー」:コスプレイヤーやコスプレファン向けに、コスプレ商品の展示、販売をする。ここでコスプレイヤーが撮影&待機できるかは現状触れられていない(9ホールで開催)
  • 「インディーズゲームコーナー」:インディーズゲームを紹介するコーナー。国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本の協力を得て実施(9ホールで開催)

 ほかにも9ホールでは、ゲームを原作とした映画の上映会や会場で配布されるグッズなどを獲得できる抽選会場などが設置される予定。

  • 「音楽ライブイベント」:イベントホールで開催されるゲームやアニメをフィーチャーした音楽ライブイベント
  • 「ビジネススタートアップコーナー」:2011年1月以降設立のゲーム関連ベンチャー企業を対象とした展示コーナー

 なお、「東京ゲームショウ2013」は9月19日と20日がビジネスデイ、9月21日と22日が一般公開日となる。昨年は過去最高の22万3753人の来場者数を記録しており、今年もその規模での開催を予定している。入場料は一般(中学生以上)が前売1000円・当日1200円、小学生以下は無料となっている。

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