リストバンド型からクリップ型、ネックレス型まで数多くの種類が登場しているウェアラブルデバイス(活動量計)。それぞれの特徴や他機種との比較を、一言でまとめたショートレビューでチェックしよう。
Nike+ FuelBand SE(ナイキ)
すずまり ★★★☆(3.5)
虹色に光るスポーティなバンドで気分があがる!
単に歩数や距離を数値で見るだけでなく、日々の活動を「NikeFuel」という独自の計測単位に置き換えてゴールを目指す仕組みが大きな特徴。目標を達成するとバンドとアプリの両方で派手に祝福してくれるのが大きな見所でもある。バッテリー持続時間は約1週間。バンドにUSB端子を内蔵しているので、直接パソコンに挿して充電できる。睡眠サイクルは測定できないが、細かいことは考えず、とにかく日々楽しくアクティブに過ごしながら、全身の活動量アップを狙いたいという若者向けといえるかも。
園部修 ★★★★(4.0)
日々の運動を記録するのに便利なツール
「Fuel」という単位で活動量を記録する。最初は2000Fuelからスタートし、自分の運動量に合わせて目標を徐々に上げていくので、無理なくスタートできる。おおよそ1日8000歩程度の歩行で2000Fuelほどたまるイメージ。1時間まったく運動をしていないとアラームを鳴らしてくれる便利な機能もある。リストバンドにUSB端子を内蔵しており、バッテリーの持続時間は1週間以上あるので、毎日充電しなくてもいいのがうれしい。日々の運動を記録したいなら便利なツールだ。値下げで1万円以下になったのも魅力。
小林誠 ★★★★☆(4.5)
まず最初に使ってみたい王道ギア
知名度が高く、この手の製品では日本語の情報量が極めて多い。サービス全体が完全に日本対応されており、アプリのUIも分かりやすい。操作は簡単、時間の確認も可能、1万円以下で買える、実際に2キロやせるという結果も出した。最初のフィットネス系ウェアラブルギアとして満足度は高い。ただリストバンド型としてはバンド部分の厚みが気になりマイナス評価。袖口に隠れないことがあり、パソコンを操作しているときに邪魔。仕事のときは外し、業務終了後や休日に着けると良い。
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活動量計ってどんなもの? 何ができる? と思っている方も多いのではないかと思いますが、ちょうどいいタイミングで非常に精度の高いいい製品が発売されたので、シリーズでお伝えしていけたらと思います。
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