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エプソン、GPSウォッチ「WristableGPS」の低価格モデルを発表ファンランナー向け

GPS搭載のランニングウォッチ「WristableGPS」に、脈拍計測機能がない安価なモデルが登場しました。GPSをオフにしていても、活動量計として活用できるなど、より普段使いしやすい製品になっています。

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 エプソン販売が2月4日、ランナー向けのGPSウォッチ「WristableGPS」に、より購入しやすい価格を実現したモデル「SF-110B」「SF-110G」「SF-110C」を発表しました。2月13日に発売予定です。オープンプライスですが、実売予想価格は1万円台後半とのこと。ブラック、グリーン、カリビアンブルーの3色を用意しています。

SF-110B、SF-110G、SF-110C

 SF-110シリーズは重さが約44グラムと、WristableGPSシリーズ中で最軽量のモデルで、機能をランニングで利用する頻度が高いものに絞った点が特徴の製品です。厚さは14.5ミリ、「SF-810B/V」が備える、脈拍を計測する機能はありませんが、その分軽く安くなっています。

 エプソン独自のGPSチップにより、高精度かつ高速に衛星が捕捉でき、準天頂衛星「みちびき」にも対応しているため、都市部での測位精度も高いのが本製品の魅力です。1秒毎の測位で最大10時間の連続稼働を実現しており、長時間のトレーニングにも対応できます。

 ランナーが不満に感じがちな、GPSサーチの待ち時間も、サーチが完了していなくても計測を開始できる「スキップ機能」で回避できるほか、トンネルや室内など、GPS信号が届かない場所でも継続したデータ計測が可能な「ストライドセンサー」も備えました。走行停止時に自動的に計測を一時停止する「オートポーズ機能 」や、ラップを自動計測する「オートラップ機能 」も用意しています。計測したデータは、Webアプリ「NeoRun」にアップロードすることで、PCやスマートフォンから管理・分析が可能です。

 これまでのWristableGPSでは、GPS測定機能をオンにした状態でのみ活動量を計測したり、脈拍を計測したりすることができましたが、今回発表されたSF-110シリーズでは、GPS測定をオフにしていても、モーションセンサーだけで活動量計として活用できるのもポイント。歩数 ・消費カロリー・移動距離 ・目標歩数に対する達成度などがディスプレイで確認でき、データは最大7日分保持できます。歩行中などでもGPSをオンにすれば、正確な距離やルートを計測しながらのウォーキングなどにも活用できます。

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