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「おかゆダイエット」の正しいやり方とその効果

ちまたで話題の「おかゆダイエット」。誰でも気軽に始められそうですが、より効果的にやせるためのコツをお伝えします。

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「おかゆダイエット」の正しいやり方とその効果

 近頃、おかゆの専門店などは行列ができるほど人気のようです。おかゆは風邪など病み上がりのときに食べるもの、という印象もありますが、健康なときに食べてももちろんいいもの。かつ、ダイエットにも効果があると言われているのです。おかゆダイエットの効果、さらに正しいやり方を紹介しましょう。

おかゆダイエットの効果とは?

 おかゆは白米をご飯のまま食べるのに比べてかさが増え、実質的に食べる量が少なく済むため、摂取カロリーを減らすことができます。通常ご飯1杯は約250kcalほどですが、これをおかゆにすることで150kcalにまで抑えられます。つまり、1日のうち3食をおかゆにすることで、300kcalのカロリーダウンに。これを続けることで徐々にやせていくのです。

 また、温かいおかゆを食べることで体が温まり、代謝がアップする点もダイエットには効果的。便秘の解消にもつながると言われています。おかゆは熱いので早食いになってしまうことも予防できます。ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、過食も防ぐことが可能なのです。

おかゆダイエットの方法とは?

 方法はシンプル。毎食のご飯をおかゆに替えるだけです。最初から3食をおかゆにするのは無理だったり、抵抗があったりする場合には、夕ご飯だけをおかゆにするなど1日1食をおかゆにしてみましょう。慣れてきたら2回にしてみるといった具合に、無理なく行うことが大切です。

 おかゆには水分とご飯の量で、三分粥、五分粥、七分粥とあります。カロリーの面から言うと三分粥が一番低カロリーですが、すぐにお腹がすいてしまうというデメリットもあるので、まずは七分粥から始めてみるといいでしょう。おかずは通常通り食べて大丈夫ですが、肉類や揚げ物など高カロリーのものはできるだけ控えるようにしましょう。

おかゆダイエットをより効果的にするには?

 おかゆダイエットのデメリットとして、すぐにお腹がすきやすいということが挙げられます。慣れてくれば胃が小さくなるので苦痛を感じないのですが、慣れるまでは苦しいかもしれません。そのようなときには、おかゆにいろいろな素材を加えてみるといいでしょう。ひじきや鶏ささみ、寒天、梅干し、豆腐など低カロリーで腹もちがいい食材がお勧めです。おかゆばかりだと飽きてしまうので、バリエーションを加えるのも長続きさせるコツです。

 雑炊などでも同じでは? と思う方もいるでしょう。確かにご飯の量は少ないのですが、鍋の後の雑炊などは脂が入っていることが多く、どうしてもカロリーが高くなってしまいます。シンプルなおかゆであることがダイエットには大事なことです。

 おかゆダイエットは無理なカロリー制限をすることなく、栄養も偏らない健康的なダイエットと言えます。あせらず、自分のペースで行うことが大切です。さらにヨガやストレッチ、筋力トレーニング、ウォーキングなどの運動を組み合わせることで、よりダイエット効果が高まるでしょう。

 また、お米の摂取カロリーが低くなっても、お菓子類などをたくさん食べていては効果がありませんので、甘い物の摂りすぎには注意することも必要です。

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