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世界でたった数十人しか持っていないと言われる「奇跡の遺伝子」の話をご存知ですか? その遺伝子を持つ人は、動脈硬化になりにくく、長寿傾向にあるようです。
染色体の11番目に違いがあった
その遺伝子を持つ人々は、イタリアのリモネという村に住み、「ポルタトーリ」と呼ばれているようです。彼らと私達一般人の違いは、染色体の11番目の1文字にあります。私たちが、CGCなのに対し、ポルタトーリは、TGCになっており、ポルタトーリの祖先の遺伝子に突然変異が起こったことが始まりのようです。
なぜ突然変異が起こったかは、未だ明らかとなっていませんが、この遺伝子はAIMilanoと呼ばれています。AIMilano遺伝子を持つ場合、通常よりも速い速度で、コレステロールの処理が可能となり、血管にコレステロールが溜りにくくなるのだそうです。
実際、このAIMilano遺伝子を持っている人はベーコンや肉の脂身などが多い食事をしているようですが、健康診断で異常が見つからなかったようです。
好きなものどれだけ食べても、動脈硬化の心配をしなくて良いなんてうらやましいですね!
<参考文献>
この記事は「遺伝子の?を!に変える」をコンセプトに、遺伝子に特化した国内外の情報を配信するサイト「Geno」から転載しています。
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