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お酒は強いけど、ビールはどうしても苦手という人、はたまたビールが大好きで、ひたすらビール党という人、あなたの周りにもいませんか? その二人の違いはどこにあるのでしょうか? ペンシルベニア州立大学で食品科学を専門とするジョン助教授によると、ある遺伝子が大きな鍵を握っているようです。
野菜嫌いにもつながる?
ジョン助教授のチームは、苦味の受容体遺伝子であるTAS2R13とTAS2R38に着目し、被験者93人のアルコールへの反応を観察しました。その結果、口に入れたものをおいしいと感じるかどうかは、苦味を感じる程度に大きく左右され、この2つの遺伝子に変異があるかどうかで人によって苦味の感知の仕方に違いが生まれるようです。また、苦味を過敏に感じる場合、飲み物だけではなく、食の嗜好にも影響を与え、野菜嫌いになりやすいといわれているようです。
対策
もちろん、味の感じ方は、遺伝的要因だけではなく、環境や経験も大きく影響し、ファストフードや加工食品ばかりを日常的に食べる等、偏った食生活を続けると味覚障害になる場合もあります。味覚を正常に保つためには、バランスのとれた食事と牡蠣・牛肉・豚レバー・うなぎなどに多く含まれる、亜鉛を適量摂取することが効果的のようです。
苦味を感知しやすいのかどうか、自分の傾向を知りたい方は、GeneLife NEOをおススメします。
<参考文献>
- Human taste genetics.
- Polymorphisms in TRPV1 and TAS2Rs associate with sensations from sampled ethanol.
この記事は「遺伝子の?を!に変える」をコンセプトに、遺伝子に特化した国内外の情報を配信するサイト「Geno」から転載しています。
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