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コラム

加齢臭ってどんなニオイ? 何に気を付ければいい?

加齢に伴って発生する臭いである「加齢臭」は、いわゆる汗の臭いとは違うものです。原因は何で、どういった対策があるのでしょうか。

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加齢臭ってどんなニオイ? 何に気を付ければいい?

 中年男性から臭う独特の臭いは加齢臭と言われ、女性から嫌われる原因の1つとなっています。体臭との違いや加齢臭の対策について紹介しましょう。

加齢臭と体臭の違い

 汗が皮脂や垢と混ざって発生する臭いや、わきが、足の裏の臭い、便秘や病気など、体臭にはさまざまな原因があります。加齢臭もそうした体臭の1つではありますが、特に加齢に伴い発生する臭いのことをそう呼びます。

 体臭は汗の臭い、アンモニアの臭い、などと感じることが多いですが、加齢臭はブルーチーズの臭い、古い本の臭い、ろうそくの臭いなどと言われるように、臭いにも違いがあります。

 また、体臭は個人差があり、鼻にツーンとくる臭いが我慢できないほど強いことがありますが、加齢臭は育った環境によっては気にならない人もいるものです。どういうことかというと、祖父母などと一緒に育っていれば加齢臭は慣れている臭いであり、また父親の臭いとも感じるので、それほど気にならない場合もあるのです。

原因となるノネナールを解消

 気にならない人もいる、とはいっても個人差があり、臭いには変わりはありません。改善にはある方法が簡単です。

 加齢臭の原因はノネナールという臭い物質です。ノネナールを消すことが臭いの改善につながります。対策の1つは清潔にすること。お風呂に入った時に、臭いが強い頭皮や首まわり、耳の裏、肩、背中などをしっかり洗うようにしましょう。ノネナールは水に溶けにくく肌につきやすいという性質があるので、ていねいに、きちんと洗うのがポイントです。渋柿石鹸などを使うとより消臭効果が期待できるようです。さらに、防臭・消臭シャツなども出ているので、服装にも配慮してみると臭いも違います。

 抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、リコピン、カテキンなどの成分を多く含む野菜や海藻、お茶などを積極的に摂ることも、臭いの対策になります。

 喫煙やお酒の飲みすぎは臭いを強くしてしまいます。健康のためにも、禁煙や適度な飲酒を心がけることも大切です。

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