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FiNC、人工知能Watsonの初期エコシステムパートナーに
スマホアプリでサービスを提供する「ダイエット家庭教師」などで知られるFiNCが、人工知能「IBM Watson」の初期エコシステムパートナーに選ばれました。
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専門家から栄養や運動などに関するアドバイスを受けながらダイエットするスマートフォンアプリ「ダイエット家庭教師」などを提供するFiNCが7月30日、ソフトバンクと日本アイ・ビー・エムが共同で日本語対応版の開発を進めている人工知能「IBM Watson」の初期エコシステムパートナーに選定されたことを明らかにしました。
7月31日には、代表取締役社長兼CEOの溝口勇児氏が、Softbank World 2015に登壇し、「Wellness AIで創る未来」と題した講演をする予定です。
7月30日に開催されたWellnessPostヘルスケア・イノベーションセミナーでは、溝口氏が「膨大なデータを元に、1人1人に最適なソリューションを選ぶのは、人間にとっては大変な作業ですが、人工知能にそこを任せることができれば、トレーナーは例えばスクワットなど、運動の指導に集中できます。データを活用し、メニューをパーソナライズしていくことは今後非常に重要になってくるので、人工知能の活用も積極的に考えていきたい」と話し、その活用にさまざまな可能性を見いだしている様子が伺えました。
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