Facebookが興味のない「いいね!」で埋もれている人におすすめの方法
なんだか最近、興味のない投稿がFacebookのタイムラインに増えたな、と感じたら、ぜひこの設定を確認してみてください。
米国企業のFacebookが展開するソーシャルネットワークサービス、Facebookは、頻繁に機能のアップデートを行うことで知られています。大規模なアップデートはその詳細が明らかにされることも多いのですが、細かな機能修正は随時行われているようで、修正の内容がすべて明示されているわけではありません。例えばFacebookのiOSアプリは、2週間毎にアップデートが行われているものの、その内容は「新しい機能が追加されると、アプリ内でその機能がハイライトされます。」とあるだけで、細かい修正内容は公開されていません(Facebookの公式ブログなどには、機能修正の一端が紹介されることがあります)。
そのアップデートのせいかどうかはわかりまえんが、タイムラインの友達やフォローしている人・ページの投稿の表示方法が、自分が思っていたものとは変わってしまっていることがあります。中にはFacebook側が特定の意図を持って表示を切り替えたりすることもあるので、「なんだか最近変な投稿が増えたな」と感じることもあるのではないでしょうか。そんな“意図しない状態”に変わってしまったFacebookのタイムラインを、自分が快適に感じる状態に戻す方法を紹介します。
最新の投稿が表示されればいい場合
最近は、一時期ほどではなくなった気がしますが、友達が「いいね!」した友達の友達(知らない人)の投稿で、タイムラインの3分の2ほどが埋まってしまうような時期もありました。別にフォローしている人の最新の投稿が時系列に並んでくれればそれでいいのに、と思った人も多いのではないでしょうか。
ニュースフィードに最新の投稿を表示したい場合、WebブラウザでFacebookを閲覧しているなら、画面左のメニューにある「ニュースフィード」の右の「▼」を押してみてください。ここで「ハイライト」が太字になっていたら、その下の「最新情報」を選択肢なおすことで、シンプルに新しい記事が先に表示されるようになります。iOSアプリなら、画面右下の「その他」を押すと表示されるメニューから「最新情報」を選ぶと新着の投稿が閲覧できます。
投稿の右上からメニューを開いてカスタマイズ
タイムライン上に、あまり見たくない投稿や、なぜ表示されたのかよく分からない投稿があったときには、すぐに右上の「v」のマークからメニューを開くと、その投稿に関連するいろいろな設定ができます。ここの設定をこまめにチェックしていると、タイムラインが自分好みに修正されます。
このメニューでは、「投稿を非表示」にできるほか、投稿者のフォローをやめたり、シェアされた記事の場合は特定のサイトの記事を非表示にしたりできます。特定のバイラルメディアかラシェアされた記事だけを表示しないように設定できるのはなかなか便利です。
また広告の場合、なぜその広告が表示されたのかを知ることができるほか、その広告を非表示にすることもできます。広告の表示条件は広告主が細かく設定しているので、特定のサイトを見たことから表示される広告もあり、カスタマイズすることで興味の内藤口が表示されないように設定できます。
「ニュースフィードの設定」をチェックする
Facebookのメニューの下の方には、「設定」メニューがいろいろ用意されています。アカウントの設定やセキュリティの設定、アクティビティログの表示設定など、細かなメニューがあるので、もし一度も見たことがないようでしたら、この設定メニューは必ずチェックしましょう。「ニュースフィードの設定」という項目も、この設定メニューの中にあります。
ニュースフィードの設定を開くと、「先週よく見た投稿」の数が表示されます。誰の投稿をどれくらいタイムラインで見たかが記録されているので、「この人の投稿はもう見たくない」とか「このページの投稿、最近多いので減らしたい」と思ったら、フォローをやめたり、逆に気になる人やページの投稿をトップに表示するようにしたりと、設定が変えられます。
SNSは、自分のアンテナの範囲外から、知人が拾ったニュースや情報を知る機会になるという側面もあるので、あまり非表示の投稿を増やすのも考えものです。ですが、誰かも分からない人の投稿がたくさん表示されて不快になるくらいなら、自分で不快であるという意思を表示して、表示をカスタマイズするのがお勧めです。
冒頭でも触れましたが、Facebookはいつの間にか設定が変わっていたり、新しい設定ができていたりすることもあります。なんか変だな、と思ったら、メニューや設定を確認してみるといいでしょう。
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