プチ断食やジュースクレンズなどのファスティングに挑戦した後、実施した日数と同じ日数分だけ続けるべきといわれている回復食。しばらく休息していた胃腸の活動を、徐々に再開させるためには、できるだけ胃腸に優しく、消化の良いものを摂る必要があります。そこで、回復食選びのコツと、食品をコンビニエンスストアで選ぶ方法をご紹介します。
ファスティングの回復食選びのポイントは?
ファスティング直後は、できるだけ固形物は避け、胃腸に刺激を与えない、消化に良いものを摂る必要があります。回復食選びのポイントは、低炭水化物、低タンパク質が基本で、避けるべきなのは、脂っこいもの、香辛料、食物繊維の多いものです。
野菜やきのこなども、できれば回復食1日目は避け、2日目以降にやわらかいものから取り入れていくと良いでしょう。
コンビニ食品から選ぶ回復食5選
土日を含めてファスティングを行った場合、回復食を実施するのはどうしても平日の働いている日になる可能性が高いです。そうなると、なかなか自分で調理している余裕がないということも多いでしょう。そんなときに役立つのが、コンビニで手軽に買える食品たち。回復食として使えるものを5つご紹介します。
1. レトルト白がゆ
大抵、どこのコンビニでも売っている、レトルト食品の白がゆ。ただし、回復食1〜2日目くらいだと、そのまま食べるのは少し重いこともあるので、できれば鍋に入れて水を足して煮込み、うわずみの部分だけ食べるのをおすすめします。いわゆる「重湯」になるので、本格的な回復食になります。
2. インスタント味噌汁
味噌汁の味噌には酵素が含まれているので、消化・吸収の手助けになります。具材と味噌が分かれているインスタント味噌汁で、具なし味噌汁を作って飲みましょう。
3. おでんの大根
回復食2日目くらいから、蒸したやわらかい野菜なら食べ始めてOK。コンビニではおでんの大根が最もおすすめです。その他、蒸し野菜の総菜があれば、できるだけやわらかいものを選びましょう。
4. 豆腐
豆腐は消化に良く、大事なタンパク質源になります。コンビニでもパックの豆腐が売られているので、利用しましょう。温めて湯豆腐にして食べると、より消化に良いといわれています。
5. 納豆
回復食の後半に利用したい納豆。発酵食品なので酵素を含み、タンパク質源でもあるので、とても回復食には向いている食材です。コンビニでも、スーパー同様に、小分けパックのものが売っているので、手軽に入手できます。ちなみに大粒、小粒、ひきわりの中で、最も消化の良いものは、発酵が進みやすいひきわり納豆だといわれています。できれば小さめの粒のほうを選びましょう。
コンビニで手軽に回復食の食品を入手して、無理のない回復食を実施しましょう。
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