京セラ、生活習慣改善支援サービス「デイリーサポート」今秋提供開始
京セラは、スマートフォンとウェアラブルデバイスを活用した生活習慣改善支援サービス「デイリーサポート」今秋提供開始。生活習慣と内臓脂肪の状況を確認できる。
京セラと日本予防医学協会は、9月16日に生活習慣改善支援サービス「デイリーサポート」を発表した。
スマートフォンとウェアラブルデバイスを活用し、継続的な生活習慣改善を目指すサービス。健康経営を目指す企業や健康保険組合、ヘルスケアサービス事業者に対して、日本予防医学協会を通じて今秋から提供する。
デイリーサポートは専用のウェアラブルデバイス「TSUC(ツック)」と対応アプリ、保健師など支援者向けWebサイトを用意。TSUCを身に着ければ日常の活動量を測定でき、データは自動的にスマートフォンへアップロード。歩数カウントや消費カロリーのほか、歩行や自転車など運動状態の違いも検出できる。
デバイスのサイズは約48(幅)×29(高さ)×13(奥行き)ミリ、重量は約11グラム。カラーはWHITE、GRAY、LIGHT GREEN、RED、PINKの5色で、メモリは7日分。対応OSはAndroid 4.4/iOS 8。
京セラ独自のデイリーサポート用アプリでは毎日の活動量、睡眠、食事などの生活習慣と、スマートフォンで腹囲を半周なぞることで内臓脂肪の状況を確認可能。グラフや数値で自分の状態を確認・管理でき、良い生活習慣に応じてキャラクターを獲得できるといった、継続的に利用できる工夫を取り入れている。JTBベネフィットとのポイント連携も予定している。
保健師などの支援者は担当する対象者の活動状況をWebサイト上で確認でき、健康増進に向けた指導メッセージが送信できる。メッセージは個別、傾向の近いユーザーへの一括送信にも対応した。今後はロシュ・ダイアグノスティックスと提携し、血液データ管理のサービスも提供する。
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