分身ロボット「OriHime」がつなぐ世界 新連載「OriHimeに願いを」始まります
分身ロボット「OriHime」を通じてつながる人々の事例を紹介し、開発者の吉藤さんやそれに携わる人々に話を伺っていく新連載を始めます。
遠い昔から“未来の社会の象徴”として考えられてきた「ロボット」が、近年いよいよ身近な存在になりつつあります。会話型ロボット「Pepper」や、自律型掃除機ロボット「ルンバ」は一般家庭に溶け込み、ホテルやデパートでの接客業務を担当したり、日本の伝統文化である将棋を代指ししたりするなど、さまざまな場面で日増しにその存在感を高めています。
そんな中でITmedia ヘルスケアがこれから取り上げていくのは「OriHime(オリヒメ)」。自身の不登校の体験をもとに、吉藤オリィさんが大学在学中に開発した“分身ロボット”です。
「分身ロボット? 何それ」と思われる方も多いことでしょう。カメラとマイク、スピーカーを搭載したOriHimeは、「入院や単身赴任などで会いたい人に会えない方が、家族や友人に会いに行くための“もう一つの身体”」(公式サイトより)。
ITmedia ヘルスケアでは、このOriHimeを通じてつながる人々の事例を紹介し、開発者の吉藤さんやそれに携わる人々に話を伺っていく連載「分身ロボット『OriHime』に願いを」を始めます。執筆は、ご自身もOriHimeプロジェクトに関わるライターの伊藤佳代子さん。初回の掲載は9月24日を予定しています。
テレビ番組情報
本日9月17日20時〜(再放送は9月24日13時5分〜)、NHK Eテレ「ハートネットTV」にて「リハビリ・介護を生きる ロボットに愛を OriHimeは人と人をつなぐ」が放映されます。吉藤さんとOriHimeのこれまでとこれからをまとめた内容となっています。
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