顔のパーツの中でも大きなポイントを占める眉。この形を変えるだけで、顔の印象は随分変わります。でもメイク本を見ても、眉を書き足すことばかり。濃くて困っている人はどうすればいいの? という不満にお応えすべく、濃い眉の人のための上手な仕上げ方を紹介しちゃいます。
左右の眉の生え方は違うから、同じ仕上げではバランスが悪くなる
意外に知られていないことですが、左右の眉の生え方には違いがあります。眉の毛量が少ない人はそれほど気にならないのですが、ふっさり眉毛の人にとってはこれが厄介。左右を同じように整えようとしても、同じにならないのです。
例えば眉頭の位置がちがうとか、眉山の高さが違うというのであればカットすればいい話。ところが違いが出るのは、生え方なのです。特に眉頭の毛の向きが違う人が多く、まったく同じ形やサイズに仕上げたつもりでも、何ともいえない違和感が残るのはそのためです。
ではどうすればいいのでしょうか? その方法を次に紹介します。
眉ハサミより電気シェーバーを使って長さを整える
通常の眉のお手入れは、まず形を整えることからスタートしますが、ふっさり眉の人は先に長さを少し短くします。こうすることで毛の方向が分かりやすくなり、調整がしやすくなるのです。ただしあまり短くしすぎると、後で取り返しがつかないことになるので、理想よりは少し長めにしましょう。
眉毛の長さを整えるのは、眉ばさみよりも電気シェーバーがオススメです。専用のものがない場合、男性のヒゲ用でもOK。最近は長めにカットできるアダプターがついているので、それを使って長さを調整します。
長さを整えたら次はカタチです。ここではあくまでも、同じサイズにするのではなく、見た目が同じになるように仕上げることが大切。そのために両方を一度に勧めるのではなく、まず片側の形を整えてから、もう片方に移ります。
濃い眉は、あえて長めに仕上げて眉マスカラでカラーコントロール
眉ふっさりな人は、毛量が少なくてブラウンの眉に憧れを持つ傾向にありますが、本当は眉は長めの方がオシャレに仕上がります。「でも毛量が多いと、真っ黒になっちゃうし」という方にお勧めしたいのが、眉マスカラ。まつ毛のマスカラはつけると、太く長くなりますが、眉専用のマスカラはこの逆。薄めのブラウンを選べば、ぼんやりとした色合いにできます。
このマスカラをしっかりつけるには、ある程度の長さが必要なので、眉は短くしすぎない方がいいのです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.