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体重115キロからの生還! 20年後も物書きでいるために――記者・編集者 朽木誠一郎さん(2/3 ページ)

話を聞いてみたいあの人に、生活習慣や健康のコツを聞く本連載。今回お話を伺ったのは、記者兼編集者として活躍されている朽木誠一郎さんです。

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食べる順序は、野菜が先、タンパク質と炭水化物は後

 ――野菜が大事なのは分かりますけど、日常生活で毎食のように野菜を確保するのって大変じゃないですか?

 よく食べているのは野菜スープです。コンビニのチルドコーナーに「1日に必要な30品目を満たす野菜スープ」みたいな商品がありますよね? あれです。あれとオニギリを組み合わせるとか。


「一食あたりで食べられる炭水化物は、オニギリでいうと2分の1個。たまに無理を感じるときもありまして……」とサラリと本音をこぼす朽木さん

――なるほど……ただ、毎日スープだと飽きちゃいません?

 気に入ったらリピードが全然苦にならない性格なので問題ないですね。毎食同じスープでも構わないくらい。僕は何かにコミットすると決意したら、よほど嫌なことでないかぎり続けるタイプです。努力しただけリターンもありますしね。

――タンパク質についてはルールはあるんですか?

 特にないです。だからタンパク質は「そのぶん野菜を食べればいいだろう」と割りきって、かなり自由に食べていますよ。

――この生活、まだ続けるんですよね?

 そのつもりです。2カ月で6キロダウンは特別早いペースじゃないし、もっと落ちてもおかしくないです。今の生活を続ければ80キロ台前半まで落とす自信があります。

 実は、「3:2:1」生活を始めた最初の1カ月は体重の変化がほとんどなくて、「これで結果が出るのか?」と心配していました。でも1カ月をすぎてから順調に落ち始めたんです。やはり「食生活にコミットすれば痩せる」なんですよね。

 よく言われることですけど、食事内容とは別に、食事時間と食べる順番も大事でして、野菜を先に食べます。炭水化物を後回しにすることでインスリンが分泌されにくくなって、血糖値が上がりにくいんです。

2年前の写真が別人すぎてビビる

――現在は運動をしていないとのことですが、学生時代は砲丸投げの選手だったんですよね?

 ええ、大学時代は関東インカレに出場できるくらいのレベルでした。あ、当時の身体はシュッとしてたんですよ。これが現役だった頃(2013年)の写真です。


陸上現役だった頃の朽木さん。100メートル走のベストタイムは11秒台とのこと

――えええええっ! こ、これが朽木さん……? たった2年で完全に別人じゃないすか!

 体重の増加がヤバすぎますよね(笑)。この頃の体重は80キロちょっと。だから、今の食生活でここまで戻したいんです。

 ちなみに、僕の体重の落とし方は筋肉ではなく、脂肪だけを落とす方法です。脂肪だけで6キロを落とせたのはなかなかの快挙らしいんです。筋肉量のパーセンテージもモニタリングしつつ、週1でジムに通ってスクワットとか体幹トレーニングに精を出していますので。

――筋トレや体幹ですか。ダイエットといえばジョギングなんかの有酸素運動が王道なのでは?

 体重が重すぎると、ヒザ等の関節に負荷がかかりすぎて有酸素運動を続けることが難しいんです。あとは仕事の時間との兼ね合いもあるので、運動には長時間を割けなかったりもします。ただ、今後は時間にも余裕ができそうなので、運動量は増やしていくつもりです。

 でも、繰り返しになりますが声を大にしてお伝えしたいのは、「運動していなくても、食事改善だけで体重は落とせる!」ということです。「3:2:1」の食生活で僕はますます痩せてみせますよ!

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