Withings、電子ペーパーディスプレイを搭載した活動量計「Withings Go」を発表
Withingsが、電子ペーパーディスプレイを採用し、運動や睡眠の自動トラッキング機能を備えた活動量計「Withings Go」を発表しました。日本での発売は未定。
フランスのスマートデバイスメーカー、Withings(ウィジングズ)は1月6日、米ラスベガスで開催中のCES 2016で、運動時や睡眠時の活動トラッキング機能を備え、アナログ時計風の時刻表示にも対応した活動量計「Withings Go」を発表しました。海外での発売は4月の予定で、価格は69.95米ドル(日本での発売日と価格は未定)。
Withings Goは、歩行、走行、水泳などの運動時と、睡眠時の自動トラッキング機能を備えた活動量計で、手首に巻いたり、ベルトにクリップしたり、キーホルダーのように持ち歩いたりして使うことができます。カラーバリエーションは、イエロー、レッド、ブルー、グリーン、ブラック。
計測機能は、歩行・走行時の歩数、移動距離、消費カロリー、活動時間、水泳時の泳いだ時間、消費カロリー、睡眠時の睡眠サイクルに対応。ユーザーが水泳をしていることを感知して自動的にトラッキングモードを切り替える機能なども備えるため、切り替え操作を必要とせずに一日の活動量の記録ができます。
表示画面には消費電力を抑えた電子ペーパーディスプレイを採用し、最大8カ月の連続使用が可能です。このディスプレイでは、さまざまな情報をワンタッチで閲覧することができ、アナログ時計風のデザインで時刻を表示することもできます。
また、同社が提供するスマートフォンアプリ「Health Mate」にも対応し、トラッキングしたデータはiOSデバイスやAndroidデバイスと同期することも可能です。このデータをもとに、カロリーカウンターアプリ「MyFitnessPal」と連携して、食事データをまとめて記録するといった使い方もできます。
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