日本の食卓にもおなじみのシューマイなど、点心と呼ばれる中華料理。普段、何げなく箸で食べているものの、実はそれぞれの点心で食べ方のマナーが決まっています。そんな中華料理の点心マナーをチェックしておきましょう。
「点心」ってどんなもの?
「点心」とは、中華料理のコース料理の中でも、最後に出てくるデザートのこと。シューマイ、小籠包、春巻きなどのおかず系の他、スイーツ系の饅頭、杏仁豆腐、ゴマ団子、ライチなども含まれます。
「飲茶」と呼ばれる点心とお茶を楽しむシーンでは、おかず系から始まり、最後にスイーツ系という流れで食べられます。日本でも、ご飯のお供やちょっとした軽食やデザートとして親しまれていますが、これらの点心それぞれに食べ方が決まっているようです。
点心の食べ方マナー4選
1:春巻き
日本では、箸で持ってそのままかぶりつくのが一般的ですが、正しいマナーは、大皿から取り皿にとりわけた後、取り皿の上でいったん箸で一口大に切ってから食べること。春巻きなどは、切り口に醤油などをつけます。
2:シューマイ
春巻きと同じように、一口大に切って食べます。一口でそのまま口に含めることもあるため、箸でつかんでそのまま食べてもOK。ただし、箸の先を突き刺して食べるのはNGといわれています。
3:饅頭
通常、一口では食べられないので、まずはパカッと半分に割ってから、一口にちぎって食べるのがマナーです。手づかみでOKです。
4:小籠包
皮の中にアツアツのスープが入っている小籠包。まずは肉汁をチューと吸って、肉汁を味わうことがマナーです。吸い方に自信がない人は「レンゲ」を使ってもOKです。レンゲの上に小籠包を乗せ、箸で皮をちょこっと破り、まずはスープをレンゲの中に出してしまいましょう。このスープをレンゲを口につけて飲み、その後で皮と具を食べると良いでしょう。
特に小籠包の食べ方はなかなか知らないもの。本来のマナーを守って食べることで、中華料理の点心をより一層おいしく味わうことができそうです。
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