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コラム

野菜ジュースは白米を食べる○○分前がベスト!

毎日の生活で栄養を摂取するのに便利な野菜ジュース。ダイエット効果を出すには、白米との関係に気を付けて飲むことがポイントです。

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 野菜は1日350g以上必要だと厚生労働省から言われていますが、なかなかそこまで到達しないのが現実ですよね。そんなときに少しでも助けになるのが野菜ジュースです。

 知っている人もいるかもしれませんが、野菜ジュースにはメタボリックシンドローム予防にうれしい食後血糖値上昇をセーブしてくれる働きがあります。そして、実験により野菜ジュースを飲むことに適した「ベストな時間がある」ということが判明しています。

野菜ジュース

野菜ジュースが食後血糖値の上昇を抑えてくれる理由

 メタボリックシンドロームの一つの原因といわれる、食後血糖値の上昇は、多くの人の関心を集めていますよね。特に健康診断で肥満と診断されたなど、悪い結果が出た人はとても気になることだと思います。

 そこで、野菜ジュースの商品を手掛けるカゴメは、健常な大学生に対して、野菜ジュースと白米を5パターンに分けて摂取してもらい、それぞれの食後血糖値を比較する実験を行いました。

 なんと食後に一番血糖値が上昇したのは、白米のみを食べていたグループ。そして、血糖値が一番低かったのは、野菜ジュースを白米を食べる30分前に飲んだグループでした。

生の野菜でも同様の効果が?

 食後血糖値が急激に上がる食事をすると、その血糖値を体内で一定に保とうとするインスリンが分泌し、血糖値が下がります。しかし、インスリンが糖を処理できなくなると、血糖値が下がらず、メタボリスクが進行してしまうというわけです。

 そんなとき、食事の30分前に野菜ジュースを飲んでおけば、ある程度血糖値の急上昇が抑えられる傾向があるのです。野菜ジュースがないときは、生の野菜を先に食べることでも効果を得ることができます。

野菜ジュースにも糖分が! 飲みすぎには注意

 しかしながら、野菜ジュースは万能ではありません。ついつい「ヘルシーだから」「血糖値を抑えてくれるから」とたくさん飲んでしまう恐れがありますが、野菜ジュースにも糖分やカロリーがあります。特にカロリーは、使われている野菜によって異なってくるので、気になる人は表示を確認してから買いましょう。

 使われている糖分との割合も見極めポイントです。塩分を気にする人は、食塩不使用で野菜100%の商品がおすすめです。

 上手に野菜ジュースを選んで、白米を食べる30分前に摂取する習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

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