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コラム

知る人ぞ知るB級グルメ、あっさり味のお好み焼き名店3選

お好み焼きといえばこってりした味が多いですが、あっさりした味付けも地方では食されています。意外と知らない3種のお好み焼きをピックアップしてみました。

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 お好み焼きといえば、濃厚な味わいのソースやマヨネーズなどを生かした味付けが有名ですよね。ですが、中には濃厚なソースを使わず、お好み焼きそのものの味を生かした商品もあります。今回は、あっさりとした味わいを楽しめるB級グルメのお好み焼きを3つご紹介します。

お好み焼き

「どろ焼」

お好み焼き
(画像は「南風」より)

 姫路市の船場に創業したといわれる「南風」というお店では、姫路名物「どろ焼」があります。公式サイトによれば「お好み焼きのネタに玉子とダシ、タコを入れて鉄板の上でオムレツのような形に焼き、明石焼き風にダシを添えた」とあり、鉄板たこ焼を改良した商品のようです。

 こってりとしたお好みソースの味わいとは異なり、和風だしのあっさりとした味は、ふわふわの生地とマッチすることで、どろ焼きにしかない味を楽しむことができます。

「ねぎ焼」

お好み焼き
(画像は「やまもと」より)

 「ねぎ焼」は、大阪市淀川区の「やまもと」が発祥のメニューで、お好み焼きとは異なり、キャベツは使われず、刻んだ青ネギをたっぷり乗せて焼くもの。他の具材には、牛すじとこんにゃくを煮込んだものが入り、醤油とレモンであっさりいただくのが特徴。粉モノを愛する関西が生み出した独特の味わいです。

「高岡流お好み焼きととまる」

お好み焼き
(画像は「越中とやま食の王国」より)

 こちらは富山県高岡市発のお好み焼き。ニギスと呼ばれる富山県でよく食されるという魚や、トビウオ、アジなどのすり身と昆布が入ったお好み焼き。約10年前から、すり身工場のまかない料理として食べられており、それがB級グルメとして有名になったとのこと。

 味付けは店によって異なるようですが、すり身から出るうま味は、かむほどにイカや魚などの甘みが出ると評判。ソースはお好み焼きソースやマヨネーズなどをかけることが多いそうです。

 ぜひ出張や観光などで訪れた際には、こってりとした味わいとは違うお好み焼きを食べてみてはいかがでしょうか?

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