活動量計を生かす体重管理サービス「Polar Balance」提供開始 専用体重計も発売(2/2 ページ)
ポラール・エレクトロ・ジャパンが、活動量計やGPSウォッチを活用して体重を管理する新サービス「Polar Balance」を発表しました。専用の体重計「Polar Balance 体重計」も販売します。
Polar Balanceサービス用の体重計
Polar Balance用に、専用の体重計も用意しました。Polarの活動量計、またはアプリ「Polar Flow」とBluetoothで接続し、測定した体重を転送、Polar Balanceサービスと同期します。
単四形アルカリ乾電池3本で駆動し、1台につき7つのデバイスとペアリングが可能。測定できるのは体重のみで、体組成は測定できませんが、厚さ6mmの強化ガラスで覆われており、靴を履いたまま載ることもできるといいます。
対応する活動量計は、「Polar A360」「Polar Loop」「Polar Loop2」「Polar Loop Crystal」「Polar M400」「Polar V800」「Polar A300」となっており、特に「Polar A360」のユーザーへアピールしていきたいとのこと。
サイズは315×315×25mm、重量1.8kg、最大計測重量は180kg、重量表示単位は0.1kg。色はブラック、ホワイトの2色で、価格は1万800円(税別)。5月20日から、一部のオンラインストア、および同社の公式サイト、ポラール製品正規取扱店で販売します。
食事管理の手間を減らしつつ、健康的に減量したい人に
園部氏は「ポラールが今まで蓄積した活動量データ、研究結果をかなりフィードバッグしてできたシステム。食事やカロリー摂取の記録はとても面倒で、続かない人が多い。Polar Balanceは食事の記録が一切不要で、それがこのシステムのコンセプトにもなっている。あくまでも健康的に体重を減らすことが目的なので、無茶な目標は設定できないようになっている」と説明していました。
システムを利用するうえで、活動量計と「Polar Balance 体重計」はセットで使う製品となるわけですが、店舗で販売する場合、それぞれの売り場がバラバラではユーザーへのリーチも難しくなるでしょう。この点について聞いてみたところ、園部氏は「セット販売は検討しているが、売り場の関係からもなかなか難しい問題。しばらくはオンラインになると思う。その方がしっかりとした説明も添えられるので」とのことでした。
Polar Balance 体重計が体重しか測定できず、体組成などが計測できない点については、「要望として伝えたい」(齋藤氏)と答えるにとどまりました。
歩数や体重の推移を数字で見るだけでなく、具体的な目標値として提示してくれるサービス。これならモチベーションを持ってダイエットが続けられる……かもしれません。
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