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「まだまだ若いから健康面は大丈夫」と油断していませんか? 新型栄養失調、ドライアイ、若年性認知症など、若者も他人事ではない現代病は色々あります。そんな現代病対策をまとめました。
増えている「新型栄養失調」
現代人は、きっちり3食食べている人でも、必要栄養素が足りない「新型栄養失調」の傾向にあるといいます。
おもな症状は以下の通りです。
- ビタミンA不足:皮膚乾燥・ニキビ・ストレス
- カルシウム不足:不整脈・手足のけいれん・足がつる
- ビタミンB1不足:疲れやすい・しびれ・だるさ・むくみ・動悸/息切れ
また、それぞれ摂取すべき食品もまとめました。
- ビタミンA:鶏や豚のレバー・うなぎ・にんじん・ほうれん草
- カルシウム:牛乳・しらす・ごま・木綿豆腐・チーズ・小松菜
- ビタミンB1:胚芽米・玄米・豚肉・ピーナッツ
スマホ・PCのドライアイに注意
スマートフォンやPCを長時間使った後、目の疲れやゴロゴロ感、充血、目やに、目のかすれなどを感じたら、「ドライアイ」の可能性があり、視力の低下につながる恐れもあります。
重症化すると、自己免疫疾患「シェーグレン症候群」になることも。症状としては、口が乾燥したり、関節が痛んだりします。それを防ぐために、室内の乾燥に気を配り、まばたきを増やし、画面に光が映りこまないようにします。目の疲れを感じたら蒸しタオルをまぶたに乗せて休み、市販の点眼薬などは適度に使用し、違和感があれば眼科を受診しましょう。
油断できない「若年性認知症」
30代でもかかる可能性があるのが「若年性認知症」です。
同じことを何度もいったり聞いたりする。ものがなくなることが多い。約束したこと自体を忘れる。買い物に行ったことを忘れてまた行く。新しいことを覚えられなくなった。会話の内容が理解できなくなった。自宅近辺で道に迷う。何でも人のせいにする。ちょっとしたことで怒るようになった。失くしたものはだれかに取られたと思う――これらは認知症の早期発見の目安です。いくつか心当たりがあったら、認知症の専門医がいる医療機関を受診するのをおすすめします。
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