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「昼飯はカップ麺とおにぎり」「忙しいからサラダだけ」 不健康な社会人のランチ実態
大人のダイエット研究所が、働き世代のランチ事情の改善を目的として、男女100名を対象にランチ実態調査を行った。
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一般社団法人 大人のダイエット研究所は3月7日、働く世代の写真付きのランチ実態調査を発表した。その結果、食事や栄養に関心の高い健康社会と思われがちな現代において、食生活の「現実」と「意識」とのギャップが浮き彫りとなった。
厚生労働省の「平成27年国民健康・栄養調査」によれば、現代の働く世代が主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を食べられていない傾向にあり、同時に外食やテイクアウトなど調理済みの食事の頻度が高いという。ダイエット研究所はこの実態を知り、解決策を練るために調査を実施した。
同調査では、週3回以上コンビニエンスストアなどで購入したものでランチを済ませているという男女100名を対象とした。彼らのランチに多く見られる事例は、(1)カップめんとおにぎりなどのダブル糖質 (2) 菓子・そうざいパンのみ (3)サラダのみの3パターンであったという。
このようなランチの事例はどれも栄養が偏っており、「健康に気を遣っている」と回答をしている人でも、栄養バランスの良いランチがとれておらず、栄養情報に関心があっても選ぶ力が不足している人が多いということが分かってきた。
この結果を受けて同研究所は、現在の行動パターンを変えずにより栄養バランスが整ったランチをとることができるかを模索している。不足しがちなタンパク質やカルシウムを手軽にとれるヨーグルトなどに注目し、引き続き調査を行っているという。
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