いつも仕事が忙しく、コンビニのおにぎりや弁当、栄養補助食品などに頼りがち。そんな毎日を送っているなら、仕事の合間や残業中にサッと食べられる「エナジーバー」を手作りするのをおすすめします。栄養たっぷりのエナジーバーのメリットや作り方を、管理栄養士の方に教えてもらいました。
取材協力:沼津りえさん
料理家/管理栄養士/調理師/料理教室「COOK会」主宰
東京都杉並区を拠点に、大人・親子・小中学生向け等のさまざまな教室を開催。
雑誌などの各種メディアでの活動、企業向けのレシピや、子供や中高年の健康・美容を意識したメニューを提案。おしゃれで作りやすいシンプルレシピに定評がある。
2017年3月にレシピ本発売予定。
「エナジーバー」とは?
エナジーバーとは、シリアルバーやエネルギーバーなどとも呼ばれる、携帯できる栄養補助食品のこと。シリアルやグラノーラなどと共に、ドライフルーツやナッツなどをあわせて冷やし固めたものが一般的です。
スポーツや登山などの携帯食として利用されるほか、ちょっと小腹が空いたときの残業飯にも便利。市販の商品もありますが、意外と簡単に手作りもできるので、好きな具材を選んで、手作りしてみるのもよさそうです。
「エナジーバー」のメリット
ちょっと小腹が空いたときや、仕事の合間に「エナジーバー」を食べるのは、どんなメリットがあるでしょうか。管理栄養士で料理家の沼津りえさんに教えてもらいました。
「エナジーバーは、栄養バランスがよいだけではなく、腹持ちがよく、素早くエネルギー補給ができるメリットもあるため、忙しい朝や小腹がすいたときなどにおすすめです。シリアル、ドライフルーツ、ナッツなどを組み合わせて作れば、手軽に食物繊維を取ることができます。そして何より、オリジナルのエナジーバーを作るのは楽しいですよ」
料理が不慣れでも簡単! エナジーバーの作り方
そこで沼津さんに、普段、料理をあまりしない人でも簡単に作ることができるエナジーバーの作り方を教えてもらいました。
「フライパンで乾煎りしたオートミールなどのシリアルと、刻んだドライフルーツ・ナッツ・はちみつをよく混ぜ合わせます。ラップで包み、7〜8ミリの厚さに伸ばして、冷蔵庫で冷やし固めたら、スティック状に切って完成! 小分けにして持ち歩きましょう。冷やし固めた後、トースターで焼いてもOK。また違った食感が楽しめます」
その他、エナジーバーには、イチジク、ゴマ、ココナッツ、カボチャの種、クコの実、ココア、きなこなども使えるのだそうです。
たまには簡易食や栄養補給の方法を変えて、手作りを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。
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