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食べる支援、始めました Googleの社食に被災地の野菜が登場
食べる支援、始めました――Google日本法人の社員食堂に、被災地や原発事故による風評被害を受けている地域の野菜が登場した。
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東日本大震災以降「Person Finder」などを通じて被災地を支援してきたGoogleが、今度は“食べる支援”を始めた。日本法人の社員食堂に4月28日、被災地や原発事故による風評被害を受けている地域の野菜を使ったメニューが登場した。
東北と北関東、千葉県の野菜をオイシックスを通じて仕入れる。28日には、それらの地域で採れたきのこやキャベツ、きゅうり、いちごを使った4メニューが並んだ。この取り組みはゴールデンウィーク明け後も2週間ほど続ける予定だ。
震災関連の情報発信とは別の形で被災地の手助けができないか?という声が社内で上がり、実現したという。Googleの川島優志ウェブマスターマネージャーは「(同じような取り組みが)ほかの企業にも広まって復興を助ける一歩になれば」と語る。
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オイシックスでは、風評被害を受けている関東産野菜を応援するコーナーを展開中。「寄付や支援物資の提供だけでなく、今後は現地の産業を支援するのが重要になっていくと思う」とオイシックスの古府裕雅取締役は話している。
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