今年はこれが来る!? スペインの新感覚ピザに萌え唐辛子:「FABEX2011」「デザート・スイーツ&ドリンク展」
スペインからやってきた手持ちピザから茨城大学が生み出した萌え唐辛子まで、食品業界展示会で見つけたこれから「来そう」な食べ物を紹介します。
第14回食品業界展示会「FABEX」(The World Food And Beverage Great Expo)「デザート・スイーツ&ドリンク展」で、記者が「これは来る!」と確信した新商品を紹介します。
バルセロナからの直輸入というクレープのような形をしたピザ。具材とソースとチーズをピザ生地で円錐形に巻いており、片手で持って食べ歩きができるのが特徴です。ブースの前は焼き上がるたびに人だかりができていました。
「マルゲリータ」を試食してみたところ、生地に包まれたチーズがとろとろ! 中のトマトソースも熱々で、最後まで冷めることなく食べられました。少し生地が硬いかなという印象でしたが、柔らかくなって崩れる心配がないのが利点です。
愛知の和菓子メーカー華桔梗は、黒を基調としたオシャレなブースに野菜あんを使ったお団子「野菜ぼーる」を展示していました。枝豆、焼芋、にんじん、スイートポテト、コーン、トマト、若桃、かぼちゃ、ブロッコリー、生姜などがラインアップされています。
ブロッコリー団子を食べてみたところ、最初は白あんのお団子かなという印象でしたが、すぐにブロッコリーの風味が広がり、また白あんの味が。ブロッコリーの味はそれほど強くなく、風味を楽しむという感じでした。生姜味も試しましたが、こちらは生姜の味がぶわっと駆け巡る強気なお団子でした。基本はお団子なので、野菜嫌いな子どもも喜んで食べられると思います。実際、ブースには給食関係者も多く来ていたそうです。
金と銀のまぶしい卵にかわいらしい猫のパッケージ。中日本の「福卵」は2日かけてじっくり作ったという燻製卵。結婚式の引き出物など贈答品として引き合いがあるそうです。
“食の復興・県産品応援ゾーン”では茨城の野菜とともに萌えパッケージの激辛調味料「こたかの爪」が展示されていました。茨城大学の学生が作りだしたもので、インドネシアの留学生が紹介した「チャベラウィット(cabe rawit)」という唐辛子を醤油や焼酎で漬けたものです。焼酎漬けを茨城の野菜にかけていただきましたが、ビリリっと舌に響く辛さがたまりません。残念ながら、現時点で市販の予定はないそうです。
ちなみに、「18禁カレー」が隣のブースに展示されていたのですが、茨城県民は辛党が多いのでしょうか?
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