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Google、Web上の“自分情報”を一元管理できる「Me on the Web」を公開
「Me on the Web」は、第三者が自分に関するコンテンツをネット上に投稿すると、Google Alertで通知が来るサービスだ。
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米Googleは6月15日(現地時間)、インターネット上に自分に関連する情報が追加されると通知してくれるツール「Me on the Web」をリリースしたと発表した。例えば、自分の名前がタグとして付けられた写真を第三者がPicasaに投稿した場合などに通知が来る。
Googleアカウントを持つユーザーは、アカウントのダッシュボードで検索アラートを設定することで、設定した検索語を含むコンテンツがネット上に掲載されると、Google Alertで通知を受けることができる。
デフォルトで表示されているのはGoogleアカウントで登録している名前とメールアドレスだけだが、例えば運営しているブログ名やペンネームなどを追加することもできる。
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Googleプロフィールを公開している場合は、検索結果から自分に関連性の高いコンテンツを他のユーザーに表示するようにもできる。また、見られたくない写真などのコンテンツを見つけた場合に、Googleの検索結果からそうしたコンテンツを削除するためのヒントへのリンクが掲載されている。
Me on the Webは、ユーザーが自分の個人情報を管理しやすくするための取り組みの1つにすぎないとGoogleは説明する。同社は2月に、ユーザーがGoogleのサービスを利用する際のアイデンティティー設定を簡単に切り替えられるよう、ナビゲーションバーを改訂した。
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