日本ではどうなるか未定――「レジスタンス3」はオンライン接続に登録コードが必要ってホント?:日々是遊戯
海外版「レジスタンス3」のパッケージに端を発した、“「PSN PASS」ってなんだろう問題”。果たして日本でも導入される予定があるのか、SCEにたずねてみました。
日本では未定だそうです
ゲームファンの間で「『レジスタンス3』はオンライン接続に専用の登録コードが必要になるかも」というウワサが流れているようです。
事の発端は、海外版「レジスタンス3」のパッケージ画像に写っていた“PSN PASS”というマーク。「これはなんだろう?」と不思議に思った海外メディアがSCEAに確認してみると、どうやら「レジスタンス3」には専用のライセンスコードが同梱されており、オンラインに接続して遊ぶためには一度このコードを入力する必要があるとのこと。またこのコードは一度しか使えないため、例えば中古ソフトなどでコードがすでに使用済みだった場合などは、別途有料でライセンスコードを購入しなければなりません。
こうしたシステムは、実は日本でも「白騎士物語 -光と闇の覚醒-」などですでに導入済み。また海外でも、エレクトロニック・アーツやTHQなどが中古対策の一環として同様のシステムを取り入れ、話題になったことがありました。コメントによればSCEAも、今後は同社の一部タイトルに対し、この「PSN PASS」プログラムを導入していく予定としています。
ということは今後日本でも同じように、SCEタイトルを遊ぶ場合にはライセンスコードが必須となっていくのでしょうか? ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンに問い合わせてみたところ、次のような回答をいただくことができました。
「上記プログラムはあくまで海外向けのもので、実は国内ではどうなるかまだ決まっていません。もちろん『白騎士物語 -光と闇の覚醒-』のように個別で導入しているタイトルはありましたが、今後すべてのタイトルに対し導入していくのか、それとも今までどおり個別でという形になるのか、現時点ではまったくの未定です」(SCEJ)
――ということで、日本ではまだどうなるか決まっていないとのこと。9月8日発売予定の「レジスタンス3」についても、海外版と同じ仕様になるかどうかはまだ分からないとしています。
海外ユーザーからは「中古市場への牽制では」との声もあがっている“PSN PASS”プログラムですが、先行して導入しているEAなどによれば、確かに中古対策として一定の効果はあがっている模様。ユーザーから見るとやや不便な点もあるとは言え、今後は取り入れていくメーカーが増えていくかもしれません。
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