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海面上昇による浸水をシミュレートできる「Flood Maps」
海面が何メートル上昇したら、どの地域が浸水するのか――Googleマップを使ってシミュレートできる「Flood Maps」というサービスがある。
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海面がどの程度上昇すると、どの地域が浸水するかをWebサービス「Flood Maps」でシミュレートできる。
Googleマップと米航空宇宙局(NASA)のデータを利用したサービスで、画面左上の「Sea level rise(海面上昇)」で海面がどれだけ上昇するかと設定すると、地図上に浸水する地域が青で示される。
地球温暖化による影響を示すために、英国の技術者アレックス・ティングルさんが2006年から公開している。ティングルさん自身、NASAのデータがあまり正確でないことや、場所によって精度が落ちることを認めており(海岸部の防御対策も考慮に入れていない)、ある程度の目安として考えるのがいいだろう。
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また国土交通省のサイトでは、日本全国の洪水や高潮などのハザードマップを見ることができる。
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