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あるオンラインゲームで「10万円の課金アイテム」が2000個も売れちゃった理由日々是遊戯

海外のMMORPG「Darkorbit」で、1000ユーロ(約10万円)の課金アイテムを販売したところ、4日間でなんと2000個も売れてしまったそうです。

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売る方も買う方もおかしい?

「Darkorbit」のゲーム画面。基本プレイ無料のスペースMMORPGです

 海外ニュースサイト「GAMESbrief」で、あるオンラインゲーム内で販売された「10万円の課金アイテム」が話題になっています。どうせ客寄せ目当てなんでしょ……と思っていたら、なんと4日間で2000個も売れちゃったんだとか。えっ、ちょっ、どういうことなの?

 ユーザーが遊んでいたのは、ゲームポータルサイト「Bigpoint.com」で提供中の「Darkorbit」というオンラインゲーム。広大な宇宙を舞台にした基本プレイ無料のスペースMMORPGで、プレイヤーは3つの勢力に分かれてスペースシップを強化しながら銀河の覇権を争っていきます。

 今回販売されたのは、本作に登場する「ドローン」の中でも最強と言われる「ZEUS」の所有権。ドローンというのはプレイヤーと一緒に戦ってくれるオプションのようなもので、特に「ZEUS」はその中でも入手が難しく、普通の手段で手に入れようとすると膨大な数のレア素材と合成費用がかかるのだそうです。

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 販売価格は1000ユーロ/1334ドルで、日本円に換算するとおよそ10万円。ゲームをプレイしていない人からするとあり得ない価格に思えますが、裏を返せばそれだけZEUSの入手難度がすさまじいということ。フタを開けてみれば、ZEUSは2000個も売れ、わずか4日間で200万ユーロ(約2億円)もの売上をBigpointにもたらしました。オンラインゲームのレアアイテムが高値で取引されるのはよくあることですが、運営元による「直販」というのはなかなか珍しいケースと言えそうです。

ZEUSの作成画面。普通に作ろうとすると、45個ものレアアイテムと膨大なお金が必要になります

 ちなみに「Darkorbit」自体のプレイ人口は不明ですが、「Bigpoint.com」全体の登録者数は全世界で2億人以上とのこと。仮に2億人のうち10%が「Darkorbit」をプレイしていたとして2000万人(実際はそんなにプレイしていないと思いますが)。つまり1万人に一人がZEUSを購入した計算になります。うーん、それだけプレイ人口がいれば買っちゃう人がいてもおかしくはないのかも……。

 ゲーム内のアイテムに10万円――。仮にそれがものすごくレアなものだったとして、みなさんだったら「買いたい」と思いますか? もしくはどんなアイテムなら「10万円払ってでも欲しい」ですか?

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