ニュース
Googleストリートビューにアマゾン川流域の写真 バーチャルで密林探検
一般人立ち入り禁止の場所が多いアマゾン川流域の写真を、Googleストリートビューで見られるようになった。
advertisement
Googleマップのストリートビューに、アマゾン川流域の写真が加わった。一般人が立ち入れない場所を、バーチャルに散策できる。
アマゾン川に注ぐリオネグロ川周辺のリオネグロ保護地区を対象に撮影を行った。現地の環境保護団体「アマゾン保護基金(FAS)」の招きで実現したという。同保護区をはじめとするアマゾン川周辺地域の多くはブラジル政府の保護下にあり、一般人は立ち入り禁止となっている。
撮影では船の上にトライク(三輪車)を設置して航行したほか、おみせフォトの撮影に使用する魚眼レンズを装着したカメラも使用。5万枚以上の静止画をつないでパノラマ画像を作った。広大なアマゾン川や木が生い茂る密林、周辺の集落、野生の動物を見ることができる。
advertisement
関連記事
今後の課題は“オフライン”:「1+1は2を超える」、だから共有を――Googleが災害対応で学んだ3つのこと
間もなく東日本大震災から1年。Googleは今年の3.11に再び「Person Finder」を試験稼働させる。同社の危機対応チームを第三者の目で検証する特設サイトも立ち上げた。そんなGoogleがこの1年で学んだ3つのポイントとは――。Googleの被災地ストリートビュー、エリア2倍に 「おみせフォト」には東北の数百店舗
東日本大震災の被災地を撮影したGoogleストリートビューが対象エリアを2倍に拡大。店舗の内部を360度自由に見られる「おみせフォト」では、東北の数百店舗が加わった。Googleストリートビューの海中版「Seaview」 バーチャルダイビングができる
Googleがグレートバリアリーフの科学調査に参加し、ストリートビューのような360度パノラマ海中写真を公開する。Googleストリートビューにロシアの写真 赤の広場やクレムリンを散策
ストリートビューでモスクワやサンクトペテルブルクの写真を見られるようになった。Googleストリートビューで洞窟探検 石見銀山の坑道や秋芳洞の写真を公開
山口県の秋芳洞と、島根県・石見銀山の坑道「大久保間歩」の中が、Googleマップのストリートビューで確認できるようになった。Googleマップに嵯峨野トロッコ列車のストリートビュー 保津川渓谷の紅葉広がる
嵯峨野トロッコ列車から見える保津川渓谷の風景がGoogleマップのストリートビューで確認できるようになった。ストリートビューでアジアをめぐってみてはいかが? Google、ストリートビューに韓国を追加
Googleは1月25日、ストリートビューに新たに韓国のソウルや釜山の周辺を追加。公式ブログでアジアの観光地をめぐることを勧めている。「時代の顔をアーカイブする」――Google、被災地を走ったストリートビュー撮影秘話
Googleのストリートビュー撮影車が昨夏から約半年間、東北を駆け抜けた。住民感情に配慮しつつも「今でなければ」と撮影をスタート。ハンドルは地元出身のドライバーたちが握った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.