ニュース

キリストがサルのように アマチュアの無許可“修復”で19世紀の絵が別物に

19世紀のフレスコ画を、近所の80代女性が無断で修復してとんでもない結果に。ネットでは「Mr.ビーンだ」とジョークも。

advertisement

 キリストを描いた19世紀のフレスコ画が、無断修復によってサルのようになってしまった事件がスペインで起き、話題になっている。

 フレスコ画はスペインの北東部にあるボルハの教会の壁に、Elias Garcia Martinezが描いたもの。地元の宗教的美術作品を管理する団体Centro de Estudios Borjanosが8月上旬に、何者かの手によって絵が“修復”され、全く違う絵のようになってしまったのを発見した。しかも作者の孫から寄付を受けたあとのことだったという。

Centro de Estudios Borjanosが公開した問題のフレスコ画。一番左が2010年の状態、中央が7月の時点の写真(女性が絵をはがした可能性も指摘されている)、右が“修復”後

 海外の報道によると、近くに住む80代の女性が「無断で」修復したとのこと。ただし、「善意」での行為という。

advertisement

 とはいえCentro de Estudios Borjanosは、このような行為はどういった理由であれ認められないとし、法的措置を執る可能性もあるとしている。同団体のブログのコメント欄には「残念だ」という意見のほか、「Mr.ビーンだ」といったジョークも書き込まれている。

関連キーワード

芸術 | スペイン

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  3. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  4. 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  5. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
  6. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  7. 柄本佑、「光る君へ」最終回の“短期間減量”に身内も震える……驚きのビフォアフに「2日後にあった君は別人」「ふつーできねぇ」
  8. 「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
  9. 「秋山さん本人がされています」 “光る君へ”で秋山竜次演じる実資の“書”に意外な事実 感動の大河“最終回シーン”に反響 「実資の字と……」書道家が明かす
  10. 「私は何でも編める」と気付いた女性がグレーの毛糸を編んでいくと…… 「かっけぇ」「信じられない」驚きの完成品に200万いいね【海外】