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グッドデザイン賞ベスト100を受賞! ソニーが開発した「笑わないと開かない冷蔵庫」とは?

「笑わないと開かない冷蔵庫」は笑顔が体にもたらす影響・効用を再認識することで、人が幸せな気分になれるインターフェイスデザインを目指さして開発された。

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日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」は、家電やクルマなどの工業製品からパブリックリレーション、地域づくりなどのコミュニケーションなど人によって生み出されるあらゆるものや活動を対象とした総合的なデザインの推奨制度だ。2012年度グッド・デザインベスト100が先日発表され、ソニーコンピューターサイエンス研究所が開発した情報家電「ハピネスカウンター」がその1つに選ばれた。

受賞作品は「笑わないと開かない冷蔵庫」。笑顔が体にもたらす影響・効用を再認識することで、人が幸せな気分になれるインターフェイスデザインを目指さして開発され、近未来の生活に潤いと活力を与えるとして、その先進性が高く評価された。

■「笑う門には福来る」を実践できる、笑わないと開かない冷蔵庫

「笑う門には福来る」ということわざがあるが、ストレスの多い現在社会では感情のコントロールが難しい場合もある。そんな時に使用すると幸せな気分になれるのが本製品だ。この冷蔵庫は、扉の前で笑顔をつくるとスムーズに開けることができる。このインタラクションデザインは、冷蔵庫だけでなく、鏡やドア、スマートフォンなど様々はプロダクトと組み合わせ、笑顔形成を促すことができると考えられている。家電の新たな付加価値を生み出すことが期待される。

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■1人暮らしのお年寄りの見守りにも役に立つ

1人暮らしのお年寄りがハピネスカウンター家電を使うことで、気持ちを向上させることができる。また、遠く離れて暮らす家族と笑顔写真を共有する機能により、見守りシステムとしての役割も期待できる。

ソニー リサーチギャラリー ハピネスカウンター

記事提供元:家電チャンネル

livedoor CC-BY-ND