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【日本三大奇祭】参加者がただひたすら悪態をつきまくる奇祭「悪態まつり」に潜入してきたぞばかやろー!(2/3 ページ)
無言の天狗に飛び交う罵声。こ、この祭りは一体……!
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お供え物をめぐって――もうひとつの戦い
途中16カ所あるほこらを周りながら、飯綱神社を目指す天狗たち。ほこらに到着するたび、お祭りは盛り上がりを見せます。悪口を吐き出すこととは別の悪態、お供え物の奪い合いです。
悪態まつりでは、天狗がほこらに収めた後のお供え物をゲットすると、幸せになれるという言い伝えがあります。参加者は先回りしてポジションを争うなど、御利益を巡った激しいバトルを繰り広げます。
お供えとお祈り中は、天狗たちは青竹で叩いたり体を入れこんだりして、参加者からお供え物をガードします。ほこらの周りは押し合うわ掴み合うわでめちゃくちゃ。リングからこぼれたバスケットボールを狙うゴール下みたい。
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争奪戦はほこらごとに行われ、全部で16回。ほこらの環境や奪い合いの趣向が異なるおかげで、それぞれ違った盛り上がりを見せます。もはや一種の競技。これも御利益ある“悪態をつく”行為なのです。
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