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私を食べて! 3Dスキャナ&プリンタでハイスペックすぎる自分型チョコを作ってみた(1/2 ページ)

チョコにたどり着くまでの工程が長いぞ。

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 「プレゼントはワタシ///」が実現できてしまうイベント「ハイスペックすぎる自分型チョコレートを贈ろうの会」がこのほど開催された。顔のデータを3Dスキャナで読み取り、3Dプリンタへ転送・出力。こうしてできた原型から顔の形のシリコン型を作り、チョコを流し込むことで、自分そっくりのチョコが完成する――というワークショップだ。

 3D機器の販売などを手がけるケイズデザインラボと、渋谷の工作カフェ「FabCafe」が企画した。3Dやらの機械に疎く、チョコもロクに作ったことのない筆者でも、無事作ることができるのか――。バレンタインを前に実際に参加してみた。

顔チョコのためにここまでやる!

 まずは顔のスキャンから。特殊なカメラで撮影するのだが、このときあまり表情を作らず、真顔で撮影したほうが、よりリアルな自分の顔に近づくとアドバイスを受け、精一杯の真顔でカメラを見つめた。

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シマ模様の光が全身に当たる

そして、服の色や形、顔のパーツの凹凸が正確にスキャンされたデータを、スタッフさんが処理してくれる。このデータに写り込むのは、化粧の誤魔化しがきかない生身の顔。いくらつけまつ毛をバサバサさせていようと、アイラインをグリグリ引いていようと、3Dスキャナの前には無力だ。参加者たちは、出力されるデータに小さく肩を落とし、現実を突き付けられ、その直後にPCで自らデータを加工する。この“自分の顔チョコ”は、そんな精神的修行(?)を乗り越えて完成する逸品なのだ。

ところどころ青色になっているのは、撮影時に動いてしまいブレた箇所
今回チョコで使うのは顔のみ、と容赦なく生首にされた

 席に戻ると、1人1台与えられたPCにはすでにデータが取り込まれていた。


これが、自分か……

 そして、スタッフさんの指導のもとに、撮影時にブレて形がいびつになっているところを滑らかにしたり、余計な部分をそぎ落としたりする作業に入る。顔の型を作るまでが大がかりで、なかなかチョコにたどり着けない……。3Dプリンタでの出力は時間がかかるので、続きは別の日に持ち越しだ。

画面の中の空間の距離感をつかむのが難しい
動かし方を失敗すると、顔に穴があく

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スタッフさんが目を大きく細工してくれました

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