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艦これ艦娘“戦史的”プロフィール「初風」編黒潮と双子で雪風と親友で妙高に恨み

「艦隊これくしょん」大改装で実装が確認された駆逐艦「初風(はつかぜ)」。太平洋戦争の主要な海戦で「雪風」と一緒に奮戦した彼女のプロフィールを紹介しよう。

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雪風と一緒にいたときが“栄光の時”だった初風

 「艦隊これくしょん」の8月26日大改装で新たに実装された新艦が、ベテラン提督たちの指揮する艦隊によって早くもその存在が確認された。

 その艦は「初風」。陽炎型駆逐艦の7番艦だ。ちなみに、陽炎型8番艦はあの「雪風」。でも、顔立ちが3番艦黒潮と似ているのは、竣工したのが黒潮のわずか19日後とほぼ同時期で(予算的には7番艦だが竣工は5番目)、ともに関西の民間造船所の生まれという(黒潮は大阪の藤永田造船所、初風は神戸川崎造船所。なお、雪風は佐世保工廠で黒潮の1週間前に竣工している)“双子”的な関係からか?

8月26日のアップデートで新しく追加された「駆逐艦 初風」(【DMM/角川】艦隊これくしょん~艦これ~793隻

 艦これの陽炎型では、「天津風」「時津風」「谷風」「野分」と著名な娘がまだ登場していないが、それらを抑えて「なぜ初風?」と思うかもしれないほどに、陽炎型ではなんとなく地味な存在。でも、開戦から緒戦にかけて神通ちゃんが率いる(と自然に書いてしまう“艦これ”の不思議)第2水雷戦隊に所属して蘭印攻略作戦に参加。そのクライマックスは「スラバヤ沖海戦」で、初風が属する第2水雷戦隊と「那珂」ちゃん率いる第4水雷戦隊、そして、「羽黒」と「那智」と一緒に米英豪蘭4カ国連合艦隊を撃破した。神通、那珂、羽黒、那智との組み合わせはゲンがいい。

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初風と同じ陽炎型駆逐艦に属する「雪風」(タミヤの1/350艦船シリーズより)

 昭和17年(1942年)6月のミッドウェー海戦では輸送船団の護衛で表舞台に出なかったが、その後の昭和17年8月から10月にかけて、空母を主力とする第三艦隊に所属して第2次ソロモン海戦と南太平洋海戦というガタルカナルを争う激烈な空母戦に参加し、正規空母の「瑞鶴」と「翔鶴」を守り抜いた。なので、空母基幹の艦隊との相性はよさそうだ。

 著名な大規模海戦に主力部隊として参加してきた歴戦の初風も、昭和18年(1943年)11月のブーゲンビル島沖海戦で、「妙高」と衝突して行動不能になっているところを敵の集中砲火を受けて沈没した。なので、妙高に対しては、きっといい感情を抱いていないはずだ(と自然に思ってしまう“艦これ”の不思議)。

 なお、“あの”「雪風」とは、同じ第16駆逐隊に所属して開戦から南太平洋海戦までともに戦った仲。2隻がともに戦う海戦は負け知らずだったが、昭和18年1月に初風が被雷して内地に戻り、それぞれ別行動になってからは、雪風も負け戦が続く。初風が沈んだブーゲンビル島沖海戦に雪風は参加していなかった。初風と雪風、一緒にいるのが彼女たちにとって幸せなのかもしれない。

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