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ノーベル賞受賞のヒッグス氏、一時連絡つかず 「ヒッグス粒子は見つかったがヒッグス氏が見つからない」と騒然
巨大加速器で見つかりました(嘘)。
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10月8日にノーベル物理学賞が発表され、ヒッグス粒子を発見したエディンバラ大学のピーター・ヒッグス名誉教授と、ベルギーのブリュッセル自由大学のフランソワ・アングレール名誉教授が選ばれました。しかしヒッグス氏に連絡がつかないという事態が発生し、ネットでも話題になりました。
発表会では受賞者の1人アングレール氏が電話でコメントを寄せましたが、ヒッグス氏は登場せず。ノーベル賞選考委員会は、すべての電話番号にかけたが、ヒッグス氏は電話に出なかったと説明しました。結局メールで受賞の知らせを送っておいたとか。「ヒッグス粒子は見つかったがヒッグス氏が見つからない」とネットは騒然。
電話で連絡がつかなかったのでメールを送った
Guardianがエジンバラ大学の同僚に聞いたところによると、ヒッグス氏はメディアに騒がれるのを避けるために、電話を持たずに休暇に出かけたとのこと。その後連絡がついたようで、同氏は大学を通じて、受賞に驚いたというコメントを発表しています。「新しい粒子の発見に貢献したすべての人にお祝いを言いたい。家族や友人、同僚の支援に感謝する」(同氏)
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ちなみにノーベル物理学賞の発表は予定より1時間ほど遅れて始まっており、これはヒッグス氏と連絡がつかなかったためではないかとみられていますが、選考委員会は「コメントできない」としています。
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