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想像を絶する激ムズ仕様「くまのプーさんのホームランダービー!」をキミは知っているか? 俺は泣きながらクリアした

森の仲間たちが投げる魔球がガチすぎてひく。

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 みなさんは、ウォルト・ディズニー・ジャパンが「ディズニーゲームズ」および「Yahooきっずゲーム」のサイトにて現在配信中のブラウザゲーム、「くまのプーさんのホームランダービー!」をご存知でしょうか?

 本作はその名のとおりバットをかまえたプーさんを操作し、ピッチャー役で登場するピグレットやティガーなど、100エーカーの森の仲間たちが投げるボールから何本ホームランが打てるかを競うゲームで、誰でも無料でプレイすることが可能です。2007年6月1日のサービス開始以来、「ディズニーゲームズ」内で公開されている数値(レーティング画面)を見ると延べ700万人以上が本作をプレイしていることが分かります。

「くまのプーさんのホームランダービー!」のゲーム画面
(C)Disney

 遊び方はいたって簡単で、マウスでプーさんを上下左右に動かし、左クリックボタンを押してバットを振るだけ。規定の投球数内に一定数以上のホームランを打てばステージクリアとなり、次の対戦相手が登場するというルールになっています。舞台となる球場のグラフィックスはアニメのプーさんと同様に森の中をイメージしており、ファンの方であればただ見ているだけでもきっと心が和むことでしょう。また小さなお子様のいるご家庭では、親子そろって気軽に楽しめるゲームなのだろうときっと思われたのではないでしょうか?

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 ところがドッコイ! いざゲームを始めてみると、ゲーマーを自称する大の大人でも苦戦必至のトンデモなくハードな内容だったのです……。

森の仲間たちが投げるボールを打ち返し、一定数以上のホームラン(まさにサク越え!)を打てばステージクリアとなる
ステージ終了後、成績に応じて獲得できるボーナスポイントを使用してスピード、ミート、パワーの各能力をレベルアップさせることも可能

 ステージは全部で8ステージ。ステージ1のイーヨー、およびステージ2のランピーはストレートしか投げてこないので、過去に野球ゲームを何作も遊んだことがある人であれば「なんだ、お子様向けの楽勝ゲームじゃないか!」と思ってしまうことでしょう。

 しかし、ステージ3のピグレットからは徐々に本性(?)を現し始めます。ピグレットも持ち球はストレートだけですが、ノビのある速球を内外角にランダムで投げ分けるため、タイミングをしっかり合わせないとホームランはおろか、フェアグラウンドに飛ばすのも意外にタイヘンです。

ピグレットは快速球の使い手。野球ゲーム好きでも案外苦戦するのでは?

 だが、驚くのはまだ早い! なぜなら、4面以降は想像を絶するほどの恐るべき刺客たちが次々と出現するからです。

 ステージ4のカンガ&ルーは、投げたボールがまるでカンガルーがピョンピョン跳ねているがごとく、球速が速くなったり遅くなったりを繰り返すという常識ではあり得ない魔球を投げてくるのでビックリ。次のステージ5に出てくるラビットも、これまたボールが途中で急激に加速してくる魔球の使い手。ステージ6のオウルは、なんとボールが左右ジグザグに揺れ動く魔球を自在に操り、いったいどのタイミングで打てばいいのかが皆目見当がつきません……。さらにステージ7のティガーは、途中でボールが見えなくなる消える魔球を投げるという、もはや星××馬も真っ青の豪腕ぶりです。

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 キャラクターごとにボールの軌道を見極めるだけでも厳しいのに、クリアに必要なホームラン数のノルマもステージが進むごとにどんどん上がる一方。ハッキリ言って、100エーカーならぬ100マイルの森の仲間たちが投げる魔球を攻略するためには、生半可な腕ではとても太刀打ちできません……。

ピョンピョン魔球のカンガ&ルーに急加速魔球を投げてくるラビット。どこでこんなボールをマスターしたのだろう?
ジグザグ魔球を投げるオウルと消える魔球を操るティガー。こんなミラクル変化球、初見ではまるで打てっこない!

 そしてクライマックスは、8人目のスペシャルステージで登場するロビン。なんと彼は、これまでに登場したキャラクターが使用した魔球をすべて投げることが可能で、なおかつ球速やコースもその都度ランダムで変えてくるという、田中マー君も思わず裸足で逃げ出すほどのトンデモないツワモノ。しかも、クリアのノルマが50球のうち40本以上ホームランを打つことという、実に過酷な条件となっているのです。

すべての魔球を自在に操るロビンはまさにラスボス級でケタ違いの強さ。特にジグザグに揺れる豪速球を打つのは至難の業……

 筆者は長年にわたりいろいろな野球ゲームを遊んできましたが、これほどまでに驚愕のボールを打つゲームと過去に出会った記憶はちょっとありません。本作で全ステージクリアを目指すのであれば、千本ノックを受けるがごとく練習をしなければとても通用しないレベルだと断言できます。ちなみに、「ディズニーゲームズ」のサイトにはユーザーが本作のレーティング(評価)を投票できる機能があるのですが、あらためてよく見ると「むずかしさ」の項目が最も高くなっているのもナルホド納得ですね。

 では、おしまいにロビンまでの全8ステージをクリアした筆者からのささやかなアドバイスを。子どもがなかなかうまく遊べなくてお困りの全国のパパ、ママのみなさんが、これをきっかけに親子のコミュニケーションがより深まることを願ってやみません……。

  • 序盤はパワーよりもミートとスピードを優先して強化しよう!
  • ボタンは長めに押すのがコツ。押す時間が短いとバットを途中で引いて空振になってしまう!
  • パワーがある程度レベルアップすれば、バットの芯から多少外れても楽々ホームランが打てる。よって、パワーよりもタイミングのほうが重要!
  • ロビン戦は画面が切り替わったらすぐに最後方に下がり、バットの芯がホームベースのやや外側の位置に合わせて待とう!
  • ロビン戦はセンターから右方向に狙って打て! ただし、豪速球のときはすぐに振らないと空振りになる!!
  • ロビン戦は豪速球とジグザグ魔球が二大強敵! これらのボールは最悪捨て球にして、それ以外の球を確実にホームランにしよう!!

 さらにウォルト・ディズニー・ジャパンのスタッフにお聞きしたところ、「ディズニーゲームズ」では本作とほぼ同内容でスティッチを主人公とした「スティッチのコズミックスラッガー」も配信されているとのこと。こちらもぜひ楽しんでみてはいかが?

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ロビンに打ち勝ったぞの図。絶好球を逃さずに仕留めるべく右打ちを徹底するのがコツ。ド根気で練習を繰り返せばいつかきっと勝てるハズ!
(C)Disney

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