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「グッソバイ1号たん」 ダイオウグソクムシ追悼ニコ生が盛り上がる、小林幸子さんの弔辞も絶食丸5年の末……

鳥羽水族館のダイオウグソクムシ「NO.1」の名場面を振り返るニコ生番組が急きょ配信されました。飼育員さんのコメントが涙をさそいます。

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 5年間の絶食の末、先日亡くなった鳥羽水族館のダイオウグソクムシ「NO.1」(愛称:1号たん)の追悼番組がニコニコ生放送で2月19日に配信されました。鳥羽水族館の森滝飼育員、歌手の小林幸子さんの弔辞も紹介。小林さんは、自身の大みそかライブで1号たんが前座を務めたことに触れ「共演したいと思っていた矢先のことで悔しい気持ちで一杯」などとコメントを寄せました。


1号たん(泣)

 追悼番組は、過去にニコ生で配信された1号の映像を振り返る内容。同じ水槽で飼育されていたダイオウグソクムシ「NO.9」(9号たん、2013年6月死亡)の上に乗りたがる1号たんなど、名場面に視聴者は盛り上がりました。途中、森滝飼育員も運営コメントで番組に参加。「1号たんは冷凍庫にて9号たんと対面した。みんな一緒にいる」などと語り、グソクファンの涙をさそいました。


正面を向く1号たん

ほかのダイオウグソクムシに乗っかる1号たん

1号、9号、5号の共演シーンは「915事件」と呼ばれているらしい

 番組終盤、1号たん最期の出演となった元旦の映像が映し出された後、クラシック音楽とともに森滝飼育員の弔辞が流れました。さらに小林さん直筆のコメントも紹介され、ニコ生には視聴者から「おおおお」「ラスボス」といった驚きの声が書き込まれていました。今回の追悼番組はタイムシフト視聴が可能です。

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最期の出演

森滝飼育員のコメントに視聴者も反応

小林幸子さん直筆コメントも

グッバイならぬグッソバイである

森滝飼育員のコメント

 ニコニコ生放送では「1号たん」の愛称で多くの人に愛され、ダイオウグソクムシという生きものの認知度をあげてくれました。

 本当にありがたく、頼れる存在でした。

 普段は動きが少ないのに、取材やニコニコ生放送があると不思議と目立つ位置に出てきて、印象に残る行動をしていたことが思い出されます。

 最期まで餌を食べさせることができず残念ですが、NO.1の飼育にかかわることで私自身も多くのことを知ることができました。

 学んだことは次に活かしていきたいです。

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小林幸子さんのコメント

 親愛なる1号たん様

 年末の放送でははるばる前座をつとめて頂き、いつか今度共演したいと思っていた矢先のことで悔しい気持ちで一杯です。

 1号たん! どうぞ天国でも安らかにお眠りください。

 そしてお腹一杯ごはんを食べてくださいね!

 本当に……本当に……ありがとう……

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 さよなら、ありがとう

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