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またもウソがホントだった 虚構新聞、「ステーキさいころ」記事に謝罪

ウソがホントで、ホントがウソだった。

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 虚構新聞は6月25日、6月24日に配信した記事「まるで本物 ステーキさいころ、来月発売」で報じた「樹脂製サイコロ肉風さいころ」が実際に存在するものだったとして謝罪文を掲載。当該記事の執筆を担当した社主UK氏に対する処分を決定したとしている。

 虚構新聞は、「実際にありそうで実は存在しないネタ」をニュースとして掲載するWebサイト。しかし、今回問題となった記事にある「樹脂製サイコロ肉風さいころ」が実際に存在する旨を多くの読者から指摘され、調査の結果存在が確認されたとして謝罪に至った。

 虚構新聞 編集部は、事態を重く受け止め当該記事を執筆した社主UK氏に対し処分を発表。社主UKに対し、「1カ月10%の減給、当該記事掲載日のアフィリエイト/アドセンス収入全額を東日本大震災被災地に寄付、本社ビル地下3階地下牢拘留2日」を言い渡した。

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 今回の誤報について社主UK氏は「検索をかけてみたところ、記事のような商品が見つからなかったため喜び勇んで記事にした。取材に使った検索ワードは『サイコロステーキ』『ステーキさいころ』『食品サンプル』などを組み合わせたもの。当然画像検索も利用し、念のため「Diced beef」でも確認を取ったが、記事にしたようなサイコロとして使える食品サンプルは見つからなかった。この記事を掲載して騒がれた影響か、今これらのワードで検索すると商品画像が表示されるようになった。グーグルに文句を言いたい」と釈明している。

 今後の再発防止策として、編集部は「複数の検索エンジンを利用するなど、虚実関係の確認を徹底することで記事の精度をより高めていく所存」とコメントしている。

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